女性自身「「期待外れだった」歴代首相ランキング…3位菅義偉」⇒マスコミは国民を情報弱者にしてしまっていることを猛省すべき
女性自身が「「期待外れだった」歴代首相ランキング…3位菅義偉、2位鳩山由紀夫を抑えた1位は?」という記事を配信した。
【「期待外れだった」歴代首相ランキングは?】
1位:岸田文雄 351票
2位:鳩山由紀夫 287票
3位:菅義偉 124票
4位:菅直人 123票
5位:森喜朗 110票
6位:安倍晋三 96票
7位:麻生太郎 77票
8位:野田佳彦 58票
9位:福田康夫 32票
10位:小泉純一郎 27票
この中で、菅前総理について記されている。
第3位となったのは菅義偉前首相(73)。2020年9月に第99代内閣総理大臣に就任し、キャッチフレーズとして「自助・共助・公助、そして絆」を掲げ「国民のために働く内閣」としてポストコロナを見据えたデジタル庁新設などにあたった。
選んだ理由として、《あまり目立つ施策が見受けられなかった》(20代男性・学生)と記憶に残る功績がないという意見がある一方で、「もともとの期待が高かったから」「新型コロナウイルスの対策が不十分だった」という声が多数上がっていた。
《官房長官のころはしっかりした人だと思ってましたので、総理大臣になってからの政策や行動が期待外れに終わり残念でした》(50代男性・会社員)
《他の方々に比べ、もっと国民の気持ちを聞いてくれる方だととても期待していただけに残念すぎる》(70代以上女性・専業主婦)
《コロナ禍で大変だった時ではあったが、国民を助けてくれる政策をなにもしてくれなかった》(20代女性・会社員)
《コロナ下でオリンピックを開催したから》(60代男性・無職)
まとめるとこういうことだ。
・目立つ施策が見受けられなかった
・もともとの期待が高かったから、政策や行動が期待外れ
・もっと国民の気持ちを聞いてくれる方だと期待していた
・コロナ禍であったが、国民を助けてくれる政策をなにもしてくれなかった
・コロナ下でオリンピックを開催した
本当にそうなのか?菅前総理の1年の功績を挙げてみよう。(参考)
・ワクチンこそ切り札と見定め、「1日100万回接種」を掲げ、ワクチン接種率世界トップクラスの水準へ
・携帯電話料金の大幅値下げ
・不妊治療の保険適用へ
・デジタル庁発足
・小学校35人学級
・2050年脱炭素社会を実現
・子ども庁創設準備
・若い世代のための医療費窓口負担見直し
・孤独・孤立大臣の新設
・自殺防止、子ども食堂など、NPOの活動に異例の60億円の支援を決定。
・農水省、厚労省などの縦割りを解消し、認可手続きなど、輸出のハードルを改善。農林水産品の輸出額が過去最高。
・新型コロナ対策として、オンライン診療解禁
・安全保障上重要な土地の利用を制限する法律成立
・憲法改正に必要な手続きを定める改正国民投票法が、通常国会で成立。
・最低賃金過去最高の引き上げ
・男性の育休促進 取得率過去最高
・東京オリンピック パラリンピックの開催
・アメリカによる福島県産の米や牛肉など日本産食品の輸入規制を全面廃棄
・福島第一原発処理水問題に結論(海洋放出を判断)
・既存ダム活用で洪水対策に成果。役所の縦割りを解消したダムの事前放流の一元化などで、豪雨被害の軽減に取り組む。
・バブル崩壊後の株価最高水準
たった1年の菅前総理の足跡だ。それなのに、期待外れ第3位ということは、国民がいかに”何をやったか知らない”かがよくわかる。それはそうだ。政権批判ばかり連日報じて、重要などんな仕事をしているか、どんな成果を上げたのかをほとんど報じていない。
ほかにも???と思う順位があるが、今回は菅前総理だけにしておこう。
マスコミはドヤ顔で報じるよりも、この結果を見て、国民を情報弱者にしてしまっていることを猛省すべきだ。