立民・泉代表、民主党政権について「反省点だらけですよ」「反省点がなければもっと続いていたと思います」
立憲民主党の泉健太代表が、民主党政権について「反省点だらけですよ」「反省点がなければもっと続いていたと思います」と語ったそうだ。自民党の某元大臣が言いそうなセリフだ。当たり前のことだ。反省点というよりも、政権運営能力がなかったから続かなかっただけだ。
その反省点の上に立って「次なる政権づくりにあたっている」そうだ。
2022年12月で、自民党が政権に返り咲いてから丸10年になる。与党だった当時の民主党からすれば「下野10年」。立憲民主党では、岡田克也幹事長を筆頭に、民主党政権で閣僚を務めた議員が今でも重要ポストを務める。
泉健太代表も、民主党政権では内閣府政務官を務めた。12月2日の定例会見では、民主党政権の評価を問われ、行政改革など大きく3つを挙げた。ただ、「反省点だらけですよ」とも。その反省の上に立って「次なる政権づくりにあたっている」と話した。
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一方で、「反省点だらけですよ」「反省点がなければもっと続いていたと思いますので…」とも。10年前に民主党にいた議員について「ひとりひとりが反省の上に立って、今、立憲民主党の中で次なる政権づくりにあたっていると認識している」と話した。
「支持率獲得のために暴れまわれば良いのかと…」
ただ、内閣支持率が低下する中でも、立憲の支持率は大きくは上がらない。泉氏は「そうそう簡単に支持率が反応するものではない。支持率獲得のために暴れまわれば良いのかということで言えば、そうではない」とも話し、地道に「政策的前進」を勝ち取ることが将来的に支持率アップにつながるとした。「現に、この国会で立憲民主党が与党と様々な点で協議をして、政策的前進を得ることができたので、そういう姿、コツコツ取り組む姿を見ていただく。それが将来的な支持率の向上につながっていくのであって、その時には一気に花開く可能性もあると思う」
「地道に「政策的前進」を勝ち取ることが将来的に支持率アップにつながる」とあるが、党内からはこんな声が上がっているそうだ。
党内からは、強まる「対決」重視の姿勢に対しても、不満の声が漏れる。中堅は「昔ながらの国対はいいかげんにしてほしい」と批判。若手も「スキャンダル追及ばかりだ」と語気を強めた。
泉代表の言っていることと、立憲民主党がやっていることが伴っていないということだ。
ブーメラン芸は相変わらずだし、身内に甘い体質も健在だ。
こんなものを見せられては、民主党政権のことを本当に反省しているのか?と疑ってしまう。そこまで言うのなら、反省点を具体的に挙げて、その点をどう改善するかを発信しないと、有権者の信用は取り戻せないと思う。