連合の芳野会長が自民党の議連で大講演!立憲民主党からは批判の声→立憲民主党が頼りないからでは???
参院選が終わり、動静が伝えられることがめっきり減った連合の芳野会長。久々に動静が報道された。
なんと自民党の議連で講演を行なったというのだ。その講演はリスキリングに関してのものだったと報道されている。
連合が自らの政策の実現に向けて動くのは十分理解できる。だがそうした動きに対して不快感を隠そうとしないのが立憲民主党だ。
不快感を示す前に、自らの頼りなさを自覚するのが先決だ。
芳野会長が自民党で講演!立憲民主党は不快感!!
立憲民主党の支持団体として知られる連合。しかし、立憲民主党の全てに賛同しているわけではない。前会長の時代から、立憲民主党が進めてきた野党共闘には苦言を呈している。
そして現会長の芳野会長は、前会長よりも積極的に情報発信に努めている。
その芳野会長が、自民党の議連の要請に応え、自民党で講演を行なったと報じられた。
連合の芳野友子会長は29日、社会人のリスキリング(学び直し)を支援する自民党議員連盟の会合で講演した。会合後、記者団に「連合の考え方を理解してもらった。有意義だった」と語った。
(第89回中央委員会で発言する芳野会長 出典 連合公式フェイスブック)
報道陣には非公開だったということもあり、講演の内容を窺い知ることはできない。ただ、芳野会長が会合後に記者団に「有意義だった」と語っていることから、中身の濃いものだったと推測できる。
この芳野会長の動きに対して不快感を示しているのが立憲民主党だ。
政権与党への異例の動きに立憲民主党では「自民に近づきすぎだ。労働者の代表という立場をわきまえてもらいたい」(中堅)などと批判的な意見が根強い。
岡田克也幹事長は記者会見で「コメントする必要はない。芳野氏の判断だ」と不快感をにじませた。
支持団体のトップ、それも最大の支持団体のトップが自民党で講演を行なったとなれば、心中穏やかでないことは十分理解できる。
しかし、だ。立憲民主党の中堅が「自民に近づきすぎだ。労働者の代表という立場をわきまえてもらいたい」と批判しているようだが、原因は立憲民主党にあるのは明白だ。
結党当初こそ支持率は、そこそこあったが、どれほど忍耐強く待っていても支持率が一向に上向かないのだ。それは政策提言のような建設的な政治活動を、批判に比べてしていないからだ。そのような現状を見れば、立憲民主党一辺倒の対応をするよりも自民党と関係を良好にした方が、自らの政策を実現しやすいと判断するのは当然だろう。
立憲民主党は、自らの過ちとその結果の低支持率と言う現状から目を背けているだけなのか?
選挙になれば、連合の警鐘を無視し、共産党と共闘し、直近の2つの国政選挙では議席を維持することも出来ていない。
連合、そして芳野会長は自らが掲げる政策を実現しようと動いているに過ぎない。その行動に不快感を示す暇があるなら、政策の実現力を立憲民主党には示してもらいたい。
(出典 連合石川)