【弱すぎる】中国の測量艦1隻がまたも日本の領海に侵入⇒またも「外交ルートを通じて懸念を伝達」だけですか?
防衛省は、中国の測量艦1隻がまたも日本の領海に侵入したことを発表した。
令和4年12月19日(月)午前3時20分頃、海上自衛隊は、中国海軍シュパン級測量艦1隻(艦番号「26」)が種子島(鹿児島県)南東約50kmの海域において、同海域を西進していることを確認しました。その後、当該測量艦が、種子島南の我が国の接続水域に入域し、同日午前6時50分頃、屋久島南の我が国領海に入域したのを確認しました。
その後、同日午前10時30分頃、当該測量艦が、口永良部島(鹿児島県)西の我が国の領海から出域し、南西に向けて航行したことを確認しました。
海上自衛隊第1航空群所属「P-1」(鹿屋)が、所要の情報収集・警戒監視を行いました。引用元 中国海軍艦艇の動向について
大使を呼び出すなりして厳重な抗議をすべきところを、外務省は外交ルートで懸念を伝達しただけという。
防衛省は19日、鹿児島県・屋久島の周辺海域で、中国海軍の測量艦1隻が日本の領海に侵入したと発表した。中国軍艦の領海侵入は11月以来で、今年5回目、通算では9回目となった。政府は外交ルートで懸念を伝達した。
自民党の佐藤正久外交部会会長は「領海侵入なのに「抗議」ではなく「懸念」伝達の日本。弱すぎる」と訴える。
【領海侵入なのに「抗議」ではなく「懸念」伝達の日本。弱すぎる→侵入中国海軍測量艦が領海侵入 11月以来、通算9回目―防衛省 】
水深1000mの海峡を中国測量船が調査する危機感を持つべき。次は潜水艦や戦闘艦の可能性も。通過通行権を盾にする中国に甘い対応は禁物https://t.co/uuu7r2auRY pic.twitter.com/daz9B8zV6I— 佐藤正久 (@SatoMasahisa) December 19, 2022
本当に弱すぎる。
過去の領海侵入の際にも日本は外交ルートを通じて懸念を伝達しただけ。中国とロシアの爆撃機が11月30日に日本周辺で共同飛行した際にも、中ロ両国に外交ルートを通じて「重大な関心と懸念」を伝えた。何をされても形式だけの懸念伝達で済ましているから我が物顔で領海を通過されてしまう。
佐藤氏が指摘する通り、これまでの対応では、やがては潜水艦や戦闘艦が領海侵入する可能性も出てくる。
防衛費増額、安保3文書改定と、安全な安保環境を取り戻すべく防衛力強化を示したが、肝心の外交窓口が弱腰のままだ。これではいくら防衛力を強化しても他国から舐められたままだ。「言うべきことはしっかり言う」との外交方針をとるのではなかったのか?