玉城デニー知事、安保３文書閣議決定に「議論が尽くされていない」「非常に残念だ」

沖縄県の玉城デニー知事が、新たな安全保障関連3文書が閣議決定されたことに関し、議論が尽くされていないとして「非常に残念だ」と述べたようだ。

玉城知事は南西諸島の自衛隊増強について懸念を示していて、「自衛隊を増強するなら米軍減らせ」と訴えていた。

　沖縄県の玉城デニー知事は19日午前、南西諸島の自衛隊増強などを盛り込んだ新たな安全保障関連3文書が閣議決定されたことに関し、議論が尽くされていないとして「非常に残念だ」と述べた。

「国会が終わって直後の閣議決定で少し考えられない。国会で議論して国民の共通理解を求めるか、きちんと説明をするのが行政の努めだ」と批判した。

公共インフラの整備や、防衛費の増額など県民生活への影響に懸念の声があることに「だからこそもっと、しっかりと国民の声を聞くことに徹するべきだ」と指摘した。

県庁で記者団に答えた。

引用元　沖縄・デニー知事「非常に残念だ」　安保３文書、議論が尽くされていないと批判

沖縄県の先島諸島では、台湾有事について非常に危機感を持っていると度々報じられている。シェルターの整備や、島外へ避難する手段の確保など課題を訴えている。

玉城知事こそ地域の声に耳を傾けるべきではないだろうか。