【共闘拒否】立民・安住氏、共闘を提案するも、国民・古川氏「加わらない」「政策ごとに合意できる部分で協力していく」
立憲民主党と日本維新の会の国対委員長が会談し、通常国会でも共闘を継続させる方針で一致し、国民民主党にも共闘を呼びかける考えを明かしたのだが、23日、立憲民主党の安住淳国対委員長は国民民主党の古川元久国対委員長と国会内で会談し、共闘を提案したようだが、古川氏が記者団に「加わらない」と明言したことを産経新聞が伝えた。
古川氏は「これまで通り、政策ごとに合意できる部分で協力していく」と述べ、部分的に連携していく考えを示したという。
国民民主党の古川元久国対委員長は13日、立憲民主党の安住淳国対委員長と国会内で会談し、安住氏から提案された23日召集の通常国会での共闘を拒否した。立民と日本維新の会両党が新設する合同国対の枠組みに関して会談後、記者団に「加わらない」と明言した。
立民、維新両党は12日、防衛費増額に伴う政府の増税方針に反対する立場で連携し、通常国会でも共闘を継続することを確認した。
古川氏は「増税反対の認識は一致している」と指摘。「これまで通り、政策ごとに合意できる部分で協力していく」と述べ、部分的に連携していく考えを示した。
安住氏は会談後、記者団に「(合同国対には)議員個人として希望者がいれば、参加してもらえばいい」と語った。
そうなるとは思っていたが、やはり国民民主党は立憲民主党の誘いには乗らなかった。
ネット上では「至極真っ当な判断だと思います」「部分的連携に留める。正解だと思う」「両党の成り立ちからして共闘なんてありえない」「この判断は大正解」などといった意見が多くあがっていた。この意見には同意。むしろ正解というよりは当たり前の対応と言った方がいいだろう。合意できる政策は協力し、それ以外はそれぞれの党の考えで動いていくのは至極当然のことだ。
普段から事あるごとに「与党の補完勢力」と揶揄しておいて、いったい何を考えているのだろうと思う。共闘を提案するのなら過去の国民民主党を馬鹿にした発言を撤回し、謝罪してからではないだろうか。おそらく国民民主党はそんなことは思っていないし、求めないだろうが、見ている側はそう感じる。
そういう意味では日本維新の会が、菅直人氏らから、あれだけ言われてよく共闘するなぁと今さらながら思う。代替わりしたから水に流したのだろうか?