日英同盟復活!岸田総理、イギリスと「円滑化協定」に大署名し、自衛隊とイギリス軍の共同訓練を円滑にする大金星!!!
今年の我国はG7議長国だ。そして今年は岸田総理の地元、広島でG7サミットが開催される。
岸田総理はG7サミットを前に欧米歴訪を行っている。そして訪問したイギリスでは、我国の安全保障にとって重要な出来事があった。
それが日英円滑化協定の署名だ。円滑化協定が締結されると、自衛隊とイギリス軍が共同訓練を行いやすくなるのだ。
安倍元総理が深化させた日英関係を岸田総理が更に前進させようとしている。
訪英した岸田総理、日英円滑化協定に署名!
岸田総理がタイトなスケジュールで欧米を歴訪している。フランス、イタリアに次いで訪問したのがイギリスだ。
イギリスを訪問した岸田総理は、日英関係をさらに強固なものにするため、大きな一歩を踏み出した。それが日英円滑化協定への署名だ。
岸田文雄首相とスナク英首相は11日、自衛隊と英軍の互いの国への配備を可能にする円滑化協定(RAA)に署名した。安全保障関係の緊密化が狙い。
英国にとって今回のRAA締結は外交戦略におけるインド太平洋地域への傾倒の一環であり、同地域における安全保障と貿易の関係構築につながる。日英両国はまた、中国をインド太平洋地域の課題として位置付け、より緊密な関係を求めている。
(出典 首相官邸)
スナク首相は、インド太平洋地域へのコミットと強固にすると語っているが、このインド太平洋地域という概念を持ち出し、欧米を引き込んだのは、安倍元総理に他ならない。
安倍元総理の描いた戦略が今では国際社会のスタンダードになり、それを岸田総理はさらに推し進めようとしているのだ。
そして今回の訪英で議論されたことは安全保障分野だけではない。経済面での議論も行われている。それは環太平洋経済連携協定、TPPだ。
岸田文雄首相は11日(日本時間12日未明)、スナク英首相と環太平洋経済連携協定(TPP)への英国加盟に向けた協議を加速することで一致したと明らかにした。「協議が進んでいる。具体的な成果に向けて努力を続けたい」と述べた。
(出典 首相官邸)
イギリスがEU離脱を離脱し、苦境に立たされた時、即座に手を差し伸べたのも安倍元総理だった。日欧EPAが日英間に適用されない事態になると安倍元総理は、すぐに二国間のEPA交渉を進めることを表明した。(参考)
その経済面での日英関係も、安全保障分野と同様に岸田総理は前進させようとしている。
我国の周辺に目を向けると、緊迫の度が高まっている台湾海峡だ。先日は中国軍機が台湾周辺に現れ、軍事演習を行ったとの報道があった。(参考)
今回岸田総理が締結した日英円滑化協定によって自衛隊とイギリス軍との共同訓練がインド太平洋地域で活発化すれば、中国への牽制になる。
歴史的な日英円滑化協定に署名した岸田総理。安倍元総理同様に中国包囲網を形成していってもらいたい。