現役共産党員、20年以上の志位体制に「国民の常識からかけ離れていると言わざるを得ない」と、「党首公選制」の導入を求める⇒ネット「全くその通り」「在任期間20年は独裁と勘違いされやすい」
2000年に日本共産党委員長に就任し、20年以上党首を務めている志位和夫委員長だが、現役党員が志位体制の20年超について「国民の常識からかけ離れていると言わざるを得ない」と疑問を呈し、「党首公選制」の導入を求めた。
共産党の現役党員である松竹伸幸氏は19日、東京都内で記者会見し、党員の直接投票でトップを選ぶ「党首公選制」の導入を求めた。
志位和夫委員長の在任期間が20年超に上ることに触れ、「国民の常識からかけ離れていると言わざるを得ない」と疑問を呈した。
松竹氏は党本部での勤務経験がある。現役党員が公の場で執行部を批判するのは異例。こうした内容を盛り込んだ著書「シン・日本共産党宣言」を19日に出版した。
20年以上の渡る志位体制は以前からネット上では指摘されていて、「安倍政権が独裁というのなら共産党はどうなのか?」などと指摘されていた。
今回の報道についても、ネット上では「全くその通りで、日本共産党は委員長公選を導入すべきです」「極々極めて当たり前なことだと思うんだけど、こんなこと要求しなければならない組織ってどんな組織なんだろう」「そんなホントの民主主義をやっちゃったら共産党じゃなくなっちゃうけど」「やはり、在任期間が20年というのが独裁と勘違いされやすい」「共産党が前進しているなら20年超の「志位体制」容認も許されるが、党勢後退は明白なのに相変わらずの路線継承はおかしい」といった声があがっていた。
最近では立憲民主党の蓮舫議員が「泉代表の発信力がダメなのではないか。経験が浅く、知名度がない人をトップに立てると、まっとうな政策を言っても国民に届かない」と、泉体制を批判しており、立民、共産共に内部があわただしいようだ。