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イラン政府が韓国大統領の発言に反発「イランの資金の凍結に対して効果的な措置を取らなければ、イランは韓国との関係を見直すことになるだろう」




韓国の尹大統領がアラブ首長国連邦(UAE)で、「UAEの敵はイランだ」と発言したことにイラン政府が反発し、外交問題化しているようだ。

韓国の尹錫悦(ユンソンニョル)大統領が国賓訪問したアラブ首長国連邦(UAE)で、「UAEの敵はイランだ」と発言したことにイラン政府が反発し、外交問題化している。イラン外務省は18日(現地時間)、駐イラン韓国大使を呼び、「韓国大統領の発言は、(イランとUAEの)友好的関係を妨害する」と抗議した。イラン学生通信が伝えた。

尹氏は今月15日、UAEに派遣されている韓国軍部隊を訪問した際、「UAEの敵、最大の脅威はイランで、われわれの敵は北(朝鮮)だ」と挨拶。韓国とUAEが「兄弟国家」で、よく似た立場にあると述べた。

これに対し、イラン外務省はUAEとの関係改善に向け努力を進めていると反発し、尹氏の発言は一連の経過に対する「完全な無知」だと強調。外務次官は駐イラン韓国大使に「地域(中東)の平和と安定を害するのと同じだ」と述べ、発言を訂正するよう求めた。

引用元 「イランは兄弟国家の敵」韓国尹大統領発言にイラン外務省が抗議

尹大統領は、昨年9月に米ニューヨークで行われた国際会議を退席する際に「国会でこの野郎どもが承認してくれないと、バイデン(大統領)は赤っ恥をかくだろう」と述べたことを「米議会への侮辱発言」と海外メディアも報道し、尹政権は火消しに追われていた。今回の発言も含め、野党側は批判を強めているようだ。

イラン外務省の反発について、ハンギョレ新聞はこのように報じた。

 ナジャフィ次官は、2018年の米国によるイラン制裁の復活後に韓国で凍結されているイランの70億ドルの資金に言及し「イランの資金の凍結に対して効果的な措置を取らなければ、イランは韓国との関係を見直すことになるだろう」と述べた。ナジャフィ次官が言及した70億ドルとは、米国のトランプ政権が2018年にイラン核合意(包括的共同行動計画、JCPOA)を離脱し、対イラン制裁を復活させたことに伴い、韓国政府もイランの石油販売代金の口座を凍結したことで、韓国が支払っていないイランの資金だ。70億ドルは、イラン国外に凍結されているイランの資金の中で最大規模とされる。

引用元 互いに大使を呼び出した韓国とイラン、両国関係に乱気流…「韓国との関係見直し」

韓国で凍結されているイランの70億ドルの資金の問題を解決しないと関係を見直すと脅される始末。自業自得だ。まさに口は禍の元。

これにはネット上でも「石油代金を踏み倒された上で、敵呼ばわりされては、関係を見直したいと思うの無理ないです」「苦しい言い訳をせずに、とっと払うものも支払った方が楽だと思いますけどね。日本が寛容な態度で接してきたので通用すると思っているとしたら甘い考えですね。」「いくら隣国でも日本の韓国への態度の甘さがよく分かる。日本も挙げるのも面倒なくらい喧嘩売られてんだし、関係を見直すべき」「払うべきモノを払わずよく批判なんか出来るな、と思う」といった意見があがっていた。







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