政府「佐渡島の金山」の推薦書を再提出⇒韓国政府「遺憾」。外務省はイランのように「歴史を捻じ曲げようとするのなら、日本は韓国との関係を見直すことになるだろう」くらい言えないのか？
「佐渡島の金山」の世界文化遺産登録が、書類不備の前代未聞の大失態で再提出することになっていたが、永岡桂子文部科学相は２０日、ユネスコから指摘された不備を修正し再提出したと発表した。
政府は２０２４年の世界文化遺産登録を目指す。
永岡桂子文部科学相は２０日、最短で２０２４年の世界文化遺産登録を目指す「佐渡島の金山」（新潟）の正式版推薦書を国連教育科学文化機関（ユネスコ）に再提出したと発表した。提出は１９日付で、ユネスコから指摘された不備を修正した。
政府は昨年２月に佐渡金山を正式推薦したが、ユネスコは「西三川砂金山」の導水路跡に関する説明の不備を指摘、審査を進めなかった。政府は再提出を決定し、記述を充実させるなど修正して９月に暫定版を提出した。
今度は無事に通って欲しいと願うところだが、お隣韓国が黙っていなかった。
韓国外交部は、日本が佐渡金山の推薦書を再提出したことについて遺憾を表明した。
韓国外交部（外務省）は20日、日本植民地時代における朝鮮人強制労役現場であった佐渡鉱山を、日本政府が世界文化遺産に再び登録申請したことについて「遺憾」を表明した。
韓国外交部は「わが政府は、2015年に登録された日本近代産業施設に関する後続措置が忠実に履行させていない状況の中、日本政府が同様の背景をもった佐渡鉱山を再び世界遺産に登録申請したことについて、遺憾を表明する」と明らかにした。
つづけて「わが政府は、日本近代産業施設の登録時に日本がみずから約束した後続措置と世界遺産委員会の度重なる決定から、まずはすみやかに履行することをあらためて求める」と伝えた。
また「わが政府は戦時における強制労役の痛ましい歴史を含めた全体の歴史が反映されるよう、ユネスコなど国際社会とともに引き続き努力していく」と付け加えた。
韓国政府が訴える「朝鮮人強制労働」など存在しなかったというのが日本政府の調べによるもので、多くは募集工で差別など存在しなかったというのが結論だ。
イラン外務省が尹大統領の発言を巡り「イランの資金の凍結に対して効果的な措置を取らなければ、イランは韓国との関係を見直すことになるだろう」（参考）と反発したように「歴史を捻じ曲げようとするのなら、日本は韓国との関係を見直すことになるだろう」と、日本の外務省も反発できないのだろうか。今の外務省では無理か？