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大英断!経団連が春季労使交渉の経営側方針をまとめる!→「企業の社会的な責務として賃金引き上げのモメンタム(勢い)の維持・強化に向けた積極的な対応」と大姿勢!!

岸田総理が企業に要請してきた賃上げ。岸田総理は機会がある度に賃上げを要請し、年明けに開かれた経済3団体共催の新年祝賀会でも賃上げに要請していた。

その際、岸田総理は、「能力に見合った賃上げこそが、企業の競争力に直結する時代です。」と語り、強く賃上げを促していた。

そして、だ。経団連が春季労使交渉の経営側の方針を取りまとめた。その方針では、賃上げは「企業の社会的な責務」とされたのだ。

我国とって長年の課題である低賃金を克服する元年にしてもらいたい。

経団連が春季労使交渉の経営側方針をまとめる!

政権発足直後から、賃上げを目指してきた岸田総理。賃上げが行いやすくなるような税制を組むなど、使える政策手段は動員してきた。

その岸田総理は経済団体3団体が共催した新年祝賀会でも賃上げを経営者側に求めている。

まず実現を目指すのは、成長と分配の好循環の中核である、賃上げです。能力に見合った賃上げこそが、企業の競争力に直結する時代です。

連合は、今年の春闘において、5パーセント程度の賃上げを求めています。


(出典 首相官邸)

引用元 経済3団体共催2023年新年祝賀会

再三に渡って賃上げを要請する岸田総理。経済団体の新年祝賀会でありながら、連合が求めている5%程度の賃上げに言及するなど、岸田総理の本気度が伝わってくるものだった。

その岸田総理の再三の要請が功を奏したのか、経済団体側に動きがあった。経団連が策定して春季労使交渉の経営側の指針に賃上げが盛り込まれたと言うのだ。

経団連は17日、2023年の春季労使交渉の経営側指針を発表した。物価動向を重視し「企業の社会的な責務として賃金引き上げのモメンタム(勢い)の維持・強化に向けた積極的な対応」を呼びかけた。

(中略)

指針には「デフレマインドを払拭し、賃金と物価が適切に上昇する好循環」をつくるべきだと記した。

同日記者会見した大橋徹二委員長(コマツ会長)は「日本全体で賃金引き上げの機運を醸成していく必要がある」と述べた。

引用元 経団連「賃上げは責務」企業に問う ベアも前向き方針

経団連が指針に盛り込んだ賃上げ。そして積極的な対応を求める姿勢には経団連の賃上げに対しての姿勢が如実に現れている。

岸田総理が進める賃上げに呼応する経団連。この流れを今年単発にしては意味をなさない。世界との賃金格差を埋めるためにも、この流れが継続する環境を岸田総理をはじめ、関係閣僚には整えてもらいたい。

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