【あっぱれ!】海上保安庁が石垣沖で座礁した中国貨物船の乗組員を救助
海上保安庁にあっぱれと言いたい。
中国の貨物船が、石垣島の沖合で強風に流されて座礁したところ海上保安庁のヘリコプターが駆けつけ、乗組員19人を救助した。全員けがはないようだ。
沖縄県の石垣島の沖合で、中国の貨物船が強風に流されて座礁し、海上保安庁が乗組員19人をヘリコプターでつり上げて救助しました。
第十一管区海上保安本部によりますと、24日午前9時半すぎまでに、石垣島のおよそ7キロ沖合で、中国の貨物船から、強風で流されて座礁し、浸水していると、無線で連絡がありました。
海上は波も高く、転覆や沈没のおそれがあることから、海上保安庁がヘリコプターで、乗組員の中国人19人を順次、つり上げて救助しました。
全員、けがはないということです。
座礁当時、現場付近の海上では、およそ17メートルの強風が吹いていたということです。
相手は尖閣周辺で挑発している中国の貨物船だったが、海上保安庁は躊躇なく救助活動にあたった。普段は警戒しあう関係でも、人命救助となれば即座に対応する。もし、逆の立場なら、中国も救助はしただろうが、乗組員を拘束していたかもしれない。なにより、強風の中での救助作業で、海保は難しいミッションをやり遂げた。無事で何よりだ。
ネット上では「本当に貨物船なんでしょうか。海底資源の調査だったり日本の即応力の調査に来ている船だったりするんじゃないでしょうか」「とりあえず乗組員の命が助かったことは良かったが、救助されて当たり前ではない」「命懸けの救助にあたった海保の方々、本当にご苦労様でした。逆であれば逮捕されただろう。日本もきっちりとした対応をしてもらいたい」「これが日本なんだよな、良い意味でもその逆でお人好し過ぎても。敵か味方かなんて関係無い、助けを求めている人には危険覚悟で支援の手を差し伸べる」といったコメントがあがっていた。