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小沢一郎氏「(東電の値上げ申請の方針について)防衛増税しか頭に無い岸田総理は、目を覚ますべき」と発言!→10月に負担軽減策に言及していますよ!!事実誤認ですよ!!国会の時間の無駄使いだ!

通常国会が召集された。国民生活に直結する物価高対策等の課題について議論を尽くしてもらいたい。

その通常国会が召集される直前に、立憲民主党の小沢一郎衆議院議員が岸田総理に注文をつけた。

東電の値上げ申請を前提に、岸田総理に対して「目を覚ますべき」と訴えたのだ。電気料金の値上げによる国民生活の逼迫を懸念する小沢衆議院議員の主張には完全に同意する。しかし、だ。岸田総理は昨年10月の時点で電気料金の負担軽減策に言及しているのだ。

小沢衆議院議員は発言をする前に、人の話をちゃんと聞くか事実確認を取るべきだろう。

小沢衆議院議員、岸田総理に注文をつけるも、岸田総理は早期に対応済み

23日に招集された通常国会。防衛力の抜本的な強化の実現や少子化対策など議論しなければならないことが山積している。その中でも国民生活を直撃する物価高対策は急務だ。

その物価高によって原材料費高騰していることを受けて、東京電力が値上げを申請する方針であることが報道された。

電気料金の値上げを受けて反応したのが立憲民主党の小沢衆議院議員だ。小沢議員は岸田総理に注文をつけた。

立憲民主党の小沢一郎衆院議員が20日、事務所の公式ツイッターを更新。東京電力ホールディングスが、来週前半にも家庭向け規制料金の値上げを国に申請する方針であることについて、警鐘を鳴らした。

(中略)

小沢氏は「これは大変な影響が出てくる。やってるふりは通じない。今でもエアコンをつけず上着を重ねて我慢する方々が増えている」と指摘。そのうえで「物価高対策とセーフティネットの拡充こそ政治の使命。防衛増税しか頭に無い岸田総理は、目を覚ますべき」と促した。


(出典 衆議院インターネット審議中継)

引用元 小沢一郎氏「岸田総理は目を覚ますべき」東電の値上げ申請方針に

東京電力の値上げ申請の報道について「大変な影響が出てくる」と語る小沢衆議院議員。小沢衆議院議員のこの指摘には同意だが、小沢衆議院議員は肝心なことを見落としている。岸田総理は、この電気料金の値上げ問題をスルーしているわけではないのだ。

昨年の10月に岸田総理は電気料金について次のように語っている。

岸田文雄首相は14日、高騰が続く電気料金の負担軽減策について、来年1月以降の早期に新たな措置を導入する方針を明らかにした。

(中略)

電気について首相は「料金請求システムを活用し、直接的かつ実感できる」形の措置を構築するとした。支援幅に関しては「来春に想定される平均的な(電気代)負担増に対応する額」と述べた。


(出典 首相官邸)

引用元 電気料金の負担軽減措置、1月以降早期に

負担増に対応する額で支援をすることを岸田総理は表明しているのだ。この岸田総理の表明を見れば、小沢衆議院議員の「やってるふりは通じない」「目を覚ますべき」との指摘は的外れも良いところなのだ。

そしてこの負担軽減対策は「電気・ガス価格激変緩和対策事業」と名称で支援が1月から始まっている。各小売事業者などを通じて、電気・都市ガスの使用量に応じた料金の値引きを行い、急激な料金の上昇によって影響を受ける家庭・企業などを支援するとされているのだ。


(出典 資源エネルギー庁)

岸田総理は国民生活を守るために対策を講じている。しかし、だ。物価高がこれで終わる訳ではない。通常国会では物価高対策、そして賃上げについて与野党で建設的な議論露行ってもらいたい。

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