【リニア】川勝知事、岸田総理に全線開業後に静岡県が受けられるメリットの説明を求める文書を送る
静岡県の川勝平太知事が、リニア全線開業後に静岡県が受けられるメリットについて説明を求める文書を、岸田総理に送ったことが報じられた。
川勝知事は、手紙の中で「品川~名古屋の部分開業で乗客にどれほどのメリットがあるのでしょうか」と疑問を呈していたという。
リニア開業後の東海道新幹線増便について、岸田総理が夏までに取りまとめる方針を示したことに対し、静岡県の川勝平太知事は細かなシミュレーションなどを求める文書を送ったことを明らかにしました。
静岡県 川勝平太知事:「静岡県にとって必要な情報を明示していただくべく、手紙をお届けした」
岸田総理はこれまでにリニア開業後の東海道新幹線における県内の駅への停車頻度の増加について、今年夏をめどに一定の取りまとめを行う方針を示しています。
文書では品川から名古屋までと大阪までの開業、それぞれのケースでシミュレーションを行うことや、全線開業後に静岡県が受けられるメリットについて説明するよう求めています。
静岡県 川勝平太知事:「お誘いがあれば万障お繰り合わせてお目にかかって、ご説明ないし議論をしたい」
引用元 【リニア】全線開業後の静岡県のメリットなど説明求める 川勝知事が岸田総理に文書送る
24日午後に行われた定例会見の中で、「私の質問の大きなポイントは東京~名古屋間、これについてのシミュレーションです」と語った川勝知事。リニア新幹線は、2027年に品川~名古屋間の開業を、2037年に品川~大阪間の全線開業を目指しています。
川勝知事は手紙の中で、品川~大阪間の全線開業だけをシミュレーションすることがないよう求めた上で、東京から大阪まで移動する乗客を例に乗り換えの手間を指摘し、「品川~名古屋の部分開業で乗客にどれほどのメリットがあるのでしょうか」と疑問を呈しています。
これにはネット上でも「本音が出て来たね。水量が減るという言いがかりで、実際はリニアが静岡の都市部を通らないという事に対しての反感だったのですね」「静岡県知事さん、このところずっと行動がおかしいですね。手紙の宛先は岸田首相ではなくJR東海さんでしょうに」「部分開業にどれだけメリットがあるのかは、川勝とは関係ないことです。メリットがなけれ客が利用せず、JR東海の赤字になるだけで、大井川の水の量には影響しません」「やっぱりリニア開通と引き換え条件提示をJRから言い出させようとしてますね」などといったコメントが投稿されていた。
「品川~名古屋の部分開業」でメリットが示せたり、「リニア開業後の東海道新幹線増便」で静岡県にメリットがあれば工事を許可すると受け取っていいのだろうか?しかし、ネットの指摘にもあるが、それは水問題とは全く関係ないと思うのだが。