川勝知事「(誘われれば)ご説明ないし議論をしたい」→岸田総理の発言を1月上旬に「レベルの低い議論」等の門前払いしていませんでしたか??
静岡県の川勝知事が迷走を続けている。
岸田総理が年頭記者会見で言及したリニア中央新幹線の開通後の話について川勝知事が「レベルが低い」と一蹴したことは記憶に新しい。
その後岸田総理に手紙を送りたいと語り、実際に送ったようだが、送付先はまさかの首相官邸ではなく、岸田総理の事務所だと言うのだ。(参考)
そして更に驚くべきことがあった。川勝知事が記者会見で「お目にかかって、ご説明ないし議論をしたい」と語ったのだ。
この前は、門前払いしておきながら議論したいとは一体何を考えているのか???
川勝知事は、迷走している。
川勝知事、門前払いのあとに「議論したい」と謎の訴えを大披露!!!
国家的プロジェクトのリニア中央新幹線。JR東海が開業に向けて工事を進めているが、静岡工区だけ工事が進む気配すらない。
開業に向けて静岡県の理解を得るために、岸田総理がリニア中央新幹線の開業後、東海道新幹線の停車回数の増加等、静岡県のメリットについて年頭記者会見で言及した。
しかし、だ。静岡県にもメリットがあると思われる話であるにも関わらず、川勝知事は岸田総理の発言を一蹴したのだ。
1月4日、岸田文雄首相は年頭会見で、リニア開業後の東海道新幹線の静岡県内の停車便増加などに触れ、「大きな一歩を踏み出す年にしたい」と語った。これに対しても、川勝知事は「ほとんど机上の空論」「今頃それを言って静岡県民を喜ばせようというレベルの低さ」「レベルの低い議論を、大臣や、ましてや総理まで、私は慨嘆しています。反省しなさい」と、猛批判している。
(出典 静岡県公式YOUTUBE)引用元 「JRは静岡県を悪者に」岸田首相には「レベル低い」と咬みつく川勝県知事に非難の嵐「どの口が」「開いた口が塞がらない」
岸田総理の発言について聞こうとすらしない姿勢が、この川勝知事の発言からは窺える。しかし、だ。このような発言をしていながら、川勝知事は理解に苦しむ言動に出たのだ。
リニア開業後の東海道新幹線増便について、岸田総理が夏までに取りまとめる方針を示したことに対し、静岡県の川勝平太知事は細かなシミュレーションなどを求める文書を送ったことを明らかにしました。
静岡県 川勝平太知事:「静岡県にとって必要な情報を明示していただくべく、手紙をお届けした」(中略)「お誘いがあれば万障お繰り合わせてお目にかかって、ご説明ないし議論をしたい」
(出典 リニア中央新幹線建設促進期成同盟会)
岸田総理に手紙を送ったのも驚きだが、最も驚くのは、最後に記されている「お誘いがあれば万障お繰り合わせてお目にかかって、ご説明ないし議論をしたい」との発言だ。
岸田総理の発言を「レベルの低い議論」「反省しなさい」と罵っておきながら、「ご説明ないし議論をしたい」とは一体どう言うことなのか???
言っていることがコロコロ変わっては、知事はもとより政治家として信用することは出来ない。
川勝知事は岸田総理に「ご説明」することを求めているが、岸田総理に説明する前に、静岡県民、そしてリニア中央新幹線の関係者に自身の言動を先ず説明するべきだ。
そして、このような少しおかしな政治家に、我国全体が振り回されることは、異常なことでしかない。こうしたことがないような法整備も必要だろう。すでに我国のリニア開発は世界に大いに遅れをとっているのである。静観はできない。