アメリカインド太平洋軍前司令官が安保3文書を大評価!さらに4年以内の台湾有事の可能性を示唆!!野党はどのように対応するつもりなの????
中国の脅威に直面する我国。その脅威に対応するために安保3文書を定めたのが岸田総理だ。
安全保障政策の大転換を図った岸田総理。その大転換について通常国会で議論が深まることに期待したい。
アメリカのインド太平洋軍前司令官として中国の脅威に対応していたデービッドソン氏が安保3文書を大歓迎する姿勢を示し、更には台湾有事の起きる可能性を指摘している。
世界が脅威に思う中国の現状。我国の野党がどのような認識なのか通常国会で明らかにしてもらいたい。
インド太平洋軍前司令官が岸田総理の決断を歓迎!そして台湾有事に警鐘!
岸田総理が決断した安全保障政策の大転換。野党や一部のメディアからは批判の対象になっているが、安全保障政策に関わる人からは歓迎の声が上がっている。
今回歓迎の声を上げたのがインド太平洋軍前司令官のデービッドソン氏だ。
米インド太平洋軍のデービッドソン前司令官は24日、自民党本部で開かれた安全保障調査会などの合同会議で講演し、日本が防衛力の抜本的強化に向けて昨年末に決めた防衛費増額方針や、国家安全保障戦略など安保3文書を高く評価した。
(中略)
デービッドソン氏は、日本の防衛費増額や反撃能力(敵基地攻撃能力)の保有方針に触れ、「インド太平洋地域の平和維持に重要な役割を果たし、日米同盟が強化される」と歓迎した。
(出典 ウィキペディア)
「インド太平洋地域の平和維持に重要な役割」と語るデービッドソン氏。インド太平洋は我国が安倍元総理以来進めて外交戦略の柱だ。
さらに、だ。デービッドソン氏は重要な指摘をしている。それが台湾有事の可能性だ。
米インド太平洋軍のデービッドソン前司令官は23日、東京都内で共同通信の単独インタビューに応じ、中国の習近平指導部の3期目任期が満了する2027年までに中国が台湾を攻撃する可能性があるとの見解は変わらないと強調した。
(中略)
デービッドソン氏は習国家主席が昨年10月の共産党大会で台湾統一に向けて「武力行使の放棄を約束しない」と述べたことに触れ、自身が現職司令官時代に27年までに台湾有事が起きる可能性があるとした分析が「今も当たっている」と指摘した。
安全保障の現場にいた人物がこのような危機意識を持っているのだ。こうした認識に基づけば、岸田総理が安保3文書を改訂したのも自然と理解できるはずだ。
このデービッドソン氏の指摘を裏付けるかのように、フランスのメディアが、中国のシンクタンクが台湾侵攻の際の国際社会からの制裁に耐える戦略作りに着手したと報じているのだ。(参考)
そのシンクタンクとは中国社会科学院。中国政府のシンクタンクとして大きな影響力を持つとされ、そこのトップは習近平国家主席が任命したと報道されている。
世界が台湾有事に備えるために動いている中、通常国会ではどのような議論が行われるのか。野党が平和ボケか否か、注目していきたい。