共産党、「党首公選制」導入を求めていた現役党員を除名へ⇒ネット「おかしい」「やりすぎ」「規約を破ったのだから」
共産党は、「党首公選制」導入を求めていた現役党員松竹伸幸氏を、党規約上最も重い「除名」処分とする方向で調整に入った。共産党は「分派を生みかねない」として党員による直接投票で党首を選ぶことを認めていないが、松竹氏の主張は「分派はつくらない」とする規約に違反すると判断したようだ。
小池晃書記局長は1月30日の記者会見で、「党規約に基づき、色々な対応がされていく。(松竹氏が)所属する(地方の)党組織で検討がされていく」「党のルール、党の内部の問題だ。党の中で議論していく性格になる」と述べていた。
党首公選制導入などを訴えた現役の共産党員で、ジャーナリストの松竹伸幸氏が5日夜、自身のブログで党から除名処分を下されるとの見通しを示した。6日に開かれる記者会見で経緯を明らかにする。共産は「分派を生みかねない」として党員による直接投票で党首を選ぶことを認めていない。
松竹氏のブログによると、所属する京都南地区委員会から一連の言動に関して「規約に反しているので調査する」との指摘があり、5日の地区常任委員会で「除名」処分が決まった。処分を正式に承認する京都府委員会の会議は6日に行われる見込みだという。
共産の政策委員会の安保外交部長も務めた松竹氏は「シン・日本共産党宣言 ヒラ党員が党首公選を求め立候補する理由」(文春新書)の著者として注目され、1月19日の記者会見でも持論を披露していた。
これに対し、機関紙『しんぶん赤旗』は1月21日付で「規約と綱領からの逸脱は明らか」との反論記事を掲載。松竹氏が現実的な安全保障政策への転換を求めたことについても、党が掲げる「日米安全保障条約廃棄」「自衛隊解消」に反すると退けた。志位和夫委員長は「論説に尽きている」などと赤旗に同調する考えを示している。
ネット上では「絶対おかしい」「除名はやりすぎ」「だから共産党は支持できない」などといったコメントがあがっていた。
共産主義では個人が自由な考えをもつことはできません。道徳は社会のコンセンサスではなく、党首が決めます。党員はショッカーの戦闘員のように思考停止で従わされるのみです。党首と意見が食い違えば一瞬で捨てられます。そんなの正義ではありませんhttps://t.co/WxCPE7rpF8
— 藤原かずえ (@kazue_fgeewara) February 5, 2023
共産主義の実現のために反動と戦い、異議を唱えたり疑問を持つものは排除するのは当然だと思います。
思想の自由は共産主義にとっては害でしかない。
なので私は、共産党は支持できません。
共産主義を受け入れることも無理です。 https://t.co/kaVnRiXXa2— GONZO ゴンゾー(本名:寺社下峻平) Tambourine master (@GonzoTambourine) February 5, 2023
まだこんなことをしている日本共産党、だから国民は政権など委ねる気にならないのだ。スターリン時代と全く変わっていない(拙著『スターリンの正体』参照https://t.co/RA0D8ittO9)。22年トップの志位委員長。スターリンは29年、あと7年頑張れば20世紀最悪の独裁者を超える。https://t.co/qU3zd1Tkne
— 舛添要一 (@MasuzoeYoichi) February 5, 2023
えぇ、……「分派活動」になるんですか、アレが。除名処分はやり過ぎだと思いますが。 / 共産が党首公選制主張の党員を除名へ 規約違反の「分派」と判断(毎日新聞) (Yahoo!ニュース) #NewsPicks https://t.co/4mXHjhgjrH
— 平野啓一郎 (@hiranok) February 5, 2023
https://t.co/ShEQQoVZnw これが本当の共産党ですよ。平和だ、人権だと聞こえの良いことばかり言っているが、一皮むけば、このザマ。志位和夫さまに逆らってはいけないのです。しかし、この方、勇気ある。立派。
— 三枝 玄太郎 (@SaigusaGentaro) February 5, 2023
党首公選は良い提案だと思いました。提案した人を厳しく処分すると、多様な意見が集まらなくなりますね。
「除名処分決まった」党首公選要求の共産党員が発表 https://t.co/ve0Ltq7pzh
— 青野慶久/aono@サイボウズ (@aono) February 5, 2023
他にも「規約を破ったのだから仕方ない」「当然のこと」「粛清?」「まずは規約の改正を求めてみればよかったのに」などといった意見もあった。