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中国外務省、撃墜された気球「中国のものだ」返却求める可能性も⇒カービー戦略広報調整官「分析すれば中国の偵察能力と意図が明らかになる」「中国に返却する予定はない」




中国外務省はアメリカが中国からの気球を撃墜したことについて「受け入れられない」と「強い不満と抗議」を表明した。その後の会見で中国外務省は「中国のものだ」と主張し、返還を求める可能性があると報じられた。

しかし、返却については「米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は6日、米軍が4日に撃墜した中国の偵察気球を分析すれば中国の偵察能力と意図が明らかになるとの認識を示した。記者団に、回収した気球の残骸を中国に返却する予定はないと表明した。」と報じられた。(参考

アメリカが撃墜した気球の破片について、中国外務省は会見で「中国のものだ」と主張しました。今後、返還を求める可能性があります。

中国外務省は7日の会見で、撃墜された気球について「中国のもので、アメリカのものではない。中国政府は自身の正当で合法な権利を断固として守る」と主張しました。

アメリカ政府が撃墜した気球の破片について、性能などの分析を進めるとしていることや中国に返還するつもりはないとしていることに反発した形です。

ただ、会見では具体的に返還を求めるかどうかは明言しませんでした。

また、中国政府は一貫して気球は「民間のもの」だと主張していますが、企業名など提供できる情報はないとしています。

引用元 「気球は中国のもの」アメリカに破片の返還求める可能性も

まずは意図的ではないとしても、領空を犯したことを謝罪するのは普通の対応ではないのか。撃墜に対する反発から今回の「(気球は)中国のものだ」と訴えている反応を見ると、よほどまずいことが隠されているのだろうと推測できる。気球の破片はすでに米連邦捜査局(FBI)研究所に送られ、解析が始まっているようで、捜査が進めば意図が判明すると思われる。

また、中国政府は3日に中南米の上空で確認された気球についても、中国のものだと認めたという。

中国政府は6日、3日に中南米の上空で確認された気球が中国のものだと認めた。ただし、民間のものだと主張している。

中国外交部の毛寧報道官は、気球は風に飛ばされて軌道から外れてしまったのだと説明した。

アメリカ政府は4日、同様の別の気球を領空内の洋上で撃墜している。偵察用の気球だとの批判が相次いでいた。

中国はスパイ行為を否定しており、気象観測の気球だと強調。一連の騒動は、米中間の外交問題に発展している。

引用元 中南米上空で確認された気球、中国のものと認める

「気象観測の気球だと強調」とあるが、信用性は皆無だろう。

中国の反応は滅茶苦茶で、米軍が気球を撃墜したことに猛反発していたが、中国軍も2019年、「安全上の脅威」として外国の気球を撃墜していたことが報じられ、整合性を問われている。

日本政府も浜田防衛相が外国の気球が日本の領空に侵入した場合、撃墜ができるかについて問われると「生命と財産を守るためには、必要なことであればそれは実施するということだと思います」と答えていた。中国も過去に「安全上の脅威」として外国の気球を撃墜しているので、躊躇なく実行してほしい。







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