岸田総理が目指すフィリピンとの関係強化!マルコス大統領と会談!!

岸田総理が外交を加速させている。昨年6月に大統領に就任したフィリピンのマルコス大統領が初来日をし、首脳会談が開催された。

当然、首脳会談では東シナ海、南シナ海での行動をエスカレートしている中国を念頭にした話も行われた。

首脳会談では法の支配に基づく国際秩序を維持する重要性を共有された。

そしてだ。この会談で我国とフィリピンとの間で安全保障関係、経済関係をより強化することで一致した。

安倍元総理がオーストラリア、インド、そしてイギリスとの関係を深化させたように、岸田総理にもフィリピンとの関係を強化してもらいたい。

マルコス大統領と首脳会談を開催!深まる両国関係!!

我国と共通の脅威に晒されている国の1つがフィリピンだ。昨年6月に大統領に就任したマルコス大統領が初来日を果たし、岸田総理は首脳会談を開催した。

その首脳会談では共通の脅威に対応するために、自衛隊とフィリピン軍の共同訓練等安全保障に関する議論が行われた。

会談後に発表された共同声明には今後の両国関係の深化を期待させる言葉が並んでいる。

両首脳は、各国の防衛能力を強化し、相互の戦略的寄港・寄航、更なる防衛装備品・技術の移転、移転済みの防衛装備品に関する継続的な協力、能力構築支援による、安全保障協力全体を更に強化することを決意した。

具体的には、両首脳は、警戒管制レーダーの移転完了と関連要員の教育のための取組を強化することを確認した。マルコス大統領は、日本の有用な防衛装備品の移転事業並びに連携、共同活動及び相互運用性を深化する可能性について言及した。


(出典 首相官邸)

引用元 日・フィリピン共同声明

また共同声明では、海上保安庁によるフィリピン沿岸警備隊の人材育成等や、海上法執行能力の強化のための協力に、マルコス大統領から謝意が示されている。

この首脳会談で言及されたのは安全保障だけではない。経済協力についても共同声明では触れられている。

岸田総理大臣は、マルコス政権の「ビルド・ベター・モア」政策を踏まえた、フィリピンにおける質の高い交通インフラの整備及びミンダナオ島を含むフィリピンにおける衡平な地域開発に貢献するとの日本の意図を表明した。

(中略)

両首脳は、南北通勤鉄道の整備及びその延伸のために3,770億円相当の借款の供与に関する交換公文への署名を評価した。加えて、岸田総理大臣は、日本政府が首都圏鉄道三号線の更なる保守及び改修のために追加借款を行う用意がある旨述べた。


(出典 首相官邸)

引用元 日・フィリピン共同声明

マルコス大統領の政策を踏まえた支援をすることを表明した岸田総理。フィリピンは共通の脅威に対応する重要な国であるとも同時に我国の生命線であるシーレーンを確保するためにも重要な国だ。

安倍元総理が世界に先駆けて中国の脅威に気が付き、その脅威に対応するために外交戦略を練り上げた。今日ではクワッドという形になり、我国の安全保障政策の重要な柱の1つになっている。

その安倍元総理の外交を外相として支えたのが岸田総理だ。岸田総理にも安倍元総理が各国との関係を深化させたように、フィリピンとの関係も一層深化させてもらいたい。

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