【自民を脅かすどころか、野党第一党も危ないのでは?】毎日新聞、泉・立憲民主党について「いまだ「自民党1強」を脅かすまでには至っていない」
泉代表が発信力強化をアピールしたり、日本維新の会と国会での共闘をするなど、試行錯誤する立憲民主党だが、いずれも党勢回復の起爆剤にならず、支持率低迷は継続中だ。そんな立憲民主党について、毎日新聞は「いまだ「自民党1強」を脅かすまでには至っていない」と評した。
野党第1党の立憲民主党は19日に開いた党大会で、「信頼回復と党再生に全力で取り組む」などとする活動計画を決め、引き続き党勢回復を目指す姿勢を強調した。2022年8月にベテラン中心に刷新された党執行部は、国会では日本維新の会との「共闘」路線にかじを切るなど試行錯誤を繰り返している。だが、いまだ「自民党1強」を脅かすまでには至っていない。立憲の現在地は――。
「自民党の組織の強さは尋常ではない。公明党は数多くの自治体議員を抱えている。日本維新の会や国民民主党もそれぞれに活動を強化している。我々はそうした各政党に負けない活動をしようではないか」。泉健太代表は党大会のあいさつで、4月の統一地方選を念頭にこう強調した。
「私たち立憲民主党は、自らのおかれた厳しい状況を直視し、その上で自らの責任を果たすために、一層の努力を重ねる必要がある」。党大会で決めた活動計画からは強い危機感がにじんだ。
立憲は22年の臨時国会から、野党第2党の維新と政策面で協調する方針を取り、国会内で与党に対抗する力の結集を目指してきた。
かつて繰り返した国会での「審議拒否」も封印。論戦で存在感を示そうと躍起で、立憲国対幹部は通常国会での23年度予算案の審議を振り返り、「今回は政策勝負だ」と強調した。
泉氏自身が力を入れるのが、発信力の強化だ。
泉氏は毎週の定例記者会見や地方訪問時のぶら下がり取材に加え、自身のツイッターやネット番組への出演などで「ネット世論」や若い世代への訴えかけを強めている。テレビ番組の密着取材を受け「素顔」をアピールしたこともある。
だが、自身の積極的な発信が「裏目」に出るケースが目立つ。
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自民を脅かすどころか、野党第一党の立場を脅かされているのが現状だ。代表だけを見れば、維新の馬場代表や国民の玉木代表と比べて、随分見劣りしてしまったというのが国民の感想ではないだろうか。
ネット上には「自分たちの支持者5%ばかりに向けて発信しても無意味。政権目指すなら95%の不支持者を振り向かせる発信が必要。そのことに気付かない限り永遠に現状のまま」「発信力の強化も結構ですが、中身スカスカの自民党批判を発信しても票は増えないでしょうね」「立憲民主党の支持率が何をやっても上がらないのは国民から見限られているからだ。政権奪取も無理」「立憲民主党の何が一番ダメなのかというと、日本の安全保障について態度がアヤフヤなこと」「立憲民主党がなぜ、国民から支持を受けないかは、自らの党の活動にあることに気づいていないからだろう。国会審議での立憲民主党の質問と言えば、週刊誌ネタばかりの政権与党議員の非難ばかりしていることだろう。国会審議に値しない質問ばかりの繰り返しで、国民は辟易している」といったコメントが投稿されていた。
これが有権者の率直な意見だ。これらの指摘を受け入れ実行できれば、少しは党勢も回復できるのではないだろうか。