【明日の日本か?】中国の船団約30隻がフィリピンのEEZ内で停泊
日本にもいつこのような事態が起こるかわからない。
フィリピンの南沙諸島周辺の排他的経済水域(EEZ)内で少なくとも30隻の中国船が停泊していることを確認されたという。
先週、この付近でフィリピンの巡視船が中国公船からレーザー照射を受けたとされる問題も起きていて、フィリピンと米国は、南シナ海を含む海域における沿岸警備隊の共同パトロールの実施について協議していると、フィリピン政府当局者が20日明らかにしていた。(参考)
フィリピン沿岸警備隊は、南シナ海の南沙諸島周辺の排他的経済水域(EEZ)内で少なくとも30隻の中国船が停泊していることを確認したと、22日に明らかにした。この海域では今月、フィリピンの巡視船が中国公船からレーザー照射を受けたとされる問題が起きたばかり。フィリピン側は再び反発を強めている。
沿岸警備隊によると、同隊の小型機が21日、EEZ内のサビナ礁付近で海洋状況把握のための定期飛行を行った。その際、付近に停泊していた中国海警局の船から、英語と中国語の不明瞭な無線を受けた。フィリピン側は直ちにこの海域から退去するよう警告した。
また、西に約60キロの位置にあるアユンギン礁に近づいた際にも、中国船から不明瞭な無線を受信。フィリピン側は再び退去を指示した。ここにはフィリピン海兵隊の分隊が駐留する「座礁船」シエラマドレ号があるが、中国船はそこから1カイリ(約1・8キロ)以内の距離にあったという。
日本もここまでの規模ではないが、領海侵犯があったばかりで、尖閣周辺での挑発は相変わらず行われている。海上保安庁と自衛隊はそれぞれ警戒を強めて監視活動に当たっているが、いつ中国の大船団が日本のEEZ内に侵入するかわからない。大船団が尖閣諸島を取り囲んで上陸作戦を行うことも十分考えられる。
こればかりは事が起こってから対応するでは遅すぎる。早急に事態を想定した対策を練り行動を起こすべきだ。