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オンライン署名「神宮外苑1000本の樹木を切らないで~再開発計画は見直しを!」が11万6千署名を突破




実業家のロッシェル・カップ氏が立ち上げたオンライン署名「神宮外苑1000本の樹木を切らないで~再開発計画は見直しを!」が11万6千署名を突破したそうだ。

明治神宮外苑の再開発計画に伴い、大量の樹木が伐採される予定で、中には樹齢100年の木もあり、環境への影響を懸念する声があがっている。明治神宮外苑の再開発では、神宮球場と秩父宮ラグビー場の位置を入れ替えて建て替えるほか、複合ビルの建設などが予定されている。

また、伐採される樹木は当初の計画では約1400本の伐採であったが、都民などの反対にによって約700本に修正されたのだが、実際は、3m未満の低木を含めると約3000本の樹木が伐採されるということで、ネット上では「騙し討ち」と批判の声があがっていた。

こういったことも影響して、反対のオンライン署名に多くの賛同者が現れたのだろう。

ジャーナリストの加藤清隆氏は「この問題の先頭に外国人が立っていることは大変感謝してしつつも、日本人は一体何をやっているのかと思ってしまいます。今真剣に考えないと、必ず悔やみます」とツイートをしていた。

海外からの旅行客などに日本食を紹介する某動画を見ていたら、ある旅行客が「東京は大都市でありながら、自然が存在して融合している世界でも珍しい素晴らしい都市だ」と称賛していたのを思い出した。

外国人から見たら、日本の文化と日本人の人柄と日本の環境に対する意識の高さは称賛に値するものだそうだ。加藤氏は「日本人はいったい何をやっているのか」と憂いていて、確かにその通りなのだが、日本人以上に、日本を愛する外国人にとっては東京の環境が破壊されるのが我慢ならないのかもしれない。その美しく、外国人から憧れの対象となっている東京を都政が破壊しようとしているのだから何とも皮肉な話だ。

他にも、東京都による葛西臨海水族園建て替え計画を巡り、住民らから反対の声が出ているという。同計画では約1400本の樹木が伐採され、太陽光パネルが敷き詰められるという。上田令子都議は「大量の樹木を伐採すれば野鳥が羽を休める場所がなくなってしまう。また、太陽光パネルの反射光は野鳥の生態に悪影響を及ぼすといわれています。『ラムサール条約』の理念に反する」とツイッターで訴えた。

しかも、東京都はパブリックコメントで同計画について反対の意見が約9割も出ているというのにそれを無視しようとしているという。都民は今こそ声をあげて都政の暴走を食い止めるべきではないだろうか。







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