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川勝知事、JR東海の地質調査に猛反発!→当事者の大井川流域の首長が「調査はした方がいい」と大反論!!→川勝知事は誰の思いを代弁しているの???

JR東海が山梨県側で地質調査を開始した。その地質調査をめぐって静岡県の川勝知事が「工事をやめて説明にくるべき」と猛反発をしている。

静岡県内のことならまだしも調査しているのは山梨県内にもかかわらずだ。

川勝知事が猛反発するJR東海の地質調査だが、大井川流域の自治体も一枚岩で川勝知事の姿勢を支持しているのかと思いきや、実態は違うようだ。

大井川流域自治体の島田市の市長は「調査したほうがいい」と語っているのだ。

川勝知事は誰の思いを代弁しているのか???

川勝知事が猛反発するも調査に賛成の意向を示す大井川流域自治体!!

JR東海の地質調査が山梨県内で開始された。リニア中央新幹線推進派と自称し続ける一方で、静岡工区の着工を認めない川勝知事は、山梨県内の地質調査にお怒りだ。

会見で川勝知事は、県境付近にある「もろい地質」が山梨側とつながっていると説明し、「JR東海は、穴を掘れば水が流れ出る可能性があるという懸念について、まったく回答していない」と批判。

そのうえで、「今、ボーリング調査をするという差し迫った必要性は必ずしもない。こちらが納得するまで、即やめるべきである」と調査の即時中止を求めた。

引用元 川勝・静岡県知事「工事やめて説明に来い」JR批判するも “犬の遠吠え” 状態…秘策の「田代ダム還水作戦」で最終局面との報道も

川勝知事が懸念する「水」が湧き出ているならまだしも、報道によれば、ほとんど湧き出ていない状況なのだ。さらに、だ。JR東海も水が湧き出ても地質調査を進めるつもりはなく、流出した水量が基準を超えた場合は地質調査を中止するとも言っているのだ。(参考

仮に、だ。水が流出した場合、困るのは川勝知事ではなく、大井川の流域の自治体だ。その大井川流域の自治体の1つ、島田市の市長は川勝知事の姿勢とは真逆の姿勢を示している。

県とJR東海の対立が深まる中、1日、大井川流域にある島田市の染谷市長は、あらためて調査の必要性を強調した。

(島田市 染谷市長)
「ボーリング調査という意味では調査はした方がいいという思いに変わりはない」

一方、調査を開始したJR東海に反発を強めている県に対しては…。

(島田市 染谷市長)
「今の静岡県の状況はたらればで何かあったらどうするんだというところから一歩も踏み込めない状況になっているのではないかと思っている」「県にもJR東海との議論・交渉のプロセスについて大井川流域市町に説明してほしい」


(出典 島田市)

引用元 JR東海のボーリング調査「進めるべき」…大井川流域の静岡・島田市長は調査の必要性を強調 反発する県と“温度差”

地質調査に賛成の意向を示す島田市長。そして県に対して注文をつけている。

この島田市長の発言を見ると、県側はJR東海との議論・交渉の過程を秘匿しているようにも見受けられる。流域の自治体の代弁者として川勝知事、そして静岡県が振る舞おうとするのであれば、最低限の説明はするべきだ。

川勝知事は、JR東海の地質調査に地元の意向を無視して勝手に憤る前に、大井川流域の自治体の意向を確認するべきだ。

川勝知事と大井川流域の自治体との間で浮き彫りになった地質調査をめぐる温度差。川勝知事はリニア中央新幹線にただ反対したいだけに見えてしまう。川勝知事は、猛省すべきだ。


(出典 JR東海)

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