岸田政権、着々と南西諸島の防衛を大強化!→佐賀市はオスプレイ配備に理解を示す!→沖縄では県知事と八重山地域の首長との間で認識不一致!
覇権主義的な動きを強める中国。尖閣諸島や鹿児島県沖などに中国の艦船が出没している。その脅威を目の前にして我国が進めているのが自衛隊の南西諸島防衛へのシフトだ。
この南西諸島防衛へのシフトに理解を示している自治体もあれば、反対の姿勢を示している自治体もある。前者が佐賀市だ。佐賀市ではオスプレイを佐賀空港に配備する計画について受け入れを表明したのだ。
そして後者が沖縄県だ。沖縄県知事は頑なに自衛隊の南西諸島防衛へのシフトを批判しているが、脅威に晒されている八重山地域の首長らと真逆の姿勢だというのだ。
基礎自治体が感じている危機感。是非沖縄県にも認識してもらいたい。
進む自衛隊の大再編!そして分かれる自治体の対応!!
中国に北朝鮮、そしてロシアと我国に対しての脅威は枚挙に暇がない。その脅威に対応するために自衛隊は南西諸島防衛にシフトしているのだ。
この自衛隊の動きに対して理解を示したのが佐賀市だ。佐賀市にある佐賀空港へのオスプレイの配備を受け入れることを佐賀市長が表明したのだ。
陸上自衛隊の輸送機オスプレイを佐賀空港(佐賀市)に配備する計画について、坂井英隆・佐賀市長は27日、計画の受け入れを表明した。
(出典 陸上自衛隊)
佐賀県、そして有明海漁協に次ぐ佐賀市の受け入れ表明。佐賀市の坂井市長は「安全保障環境は厳しさを増している。国防の重要性などを踏まえると、苦渋の思いだが、受け入れはやむを得ない」と語り至極まともな決断を下したのだ。
安全保障環境が厳しさを増していることを認識している首長もいれば、無頓着に見えてしまう首長もいる。それが沖縄県知事だ。脅威を認識している八重山地域の首長の反応など気にしていない様子なのだ。
「自衛隊の急激な基地機能強化により、沖縄が攻撃目標になるリスクをさらに高める事態を生じさせてはならない」
玉城知事は14日の新年度所信表明演説でこう語った。
(中略)
石垣市の中山義隆市長は「南西諸島の防衛体制は、奄美大島から与那国島まで自衛隊配備がつながっている中で完成する」「地域が受け入れ、配備が進んでいる状況で、県が懸念を示すのは理解できない」と同紙に語っている。
(中略)
八重山日報によると、与那国町の糸数健一町長はミサイル部隊配備に協力する方針だが、玉城知事は抵抗する姿勢。糸数町長は県と国の対立に「困ったことだ」「知事本人と話が噛み合わない」と困惑している。
引用元 沖縄・玉城知事と八重山地域の首長らに〝軋轢〟有事想定の防衛力強化めぐり噛み合わない危機感 「離島住民との溝は深まるばかり」八重山日報・仲新城氏
何と知事よりも基礎自治体の首長の方が、安全保障環境が厳しさを増していることを認識しているのだ。
基礎自治体が受け入れに前向きであるにもかかわらず、知事が反対する理由は何なのか。
佐賀市長、そして石垣市、与那国町の首長らの対応と沖縄県知事の対応を比較してみれば、どちらが我国の安全保障や国民の安全を考えているのかよくわかる。
沖縄県には基礎自治体が受け入れを表明している以上、もう少し世の中の状況をしっかりと見て、勉強いただき、その受け入れをサポートする立場に回ってもらいたい。
(出典 防衛省)