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岸田総理のキーウ訪問について世耕参議院幹事長が事後報告を認める!一方で事前承認に言及していた泉代表は態度を改める!

G7の議長国として国際社会でリーダーシップを発揮することが期待されている岸田総理。その岸田総理がG7首脳の中で出来ていないことがある。

それがウクライナ訪問だ。

バイデン大統領が電撃訪問をしたことによって、G7議長国としてウクライナの首都、キーウへの訪問に期待が高まっているが、弊害もあった。それが国会の事前承認だ。

だが、与野党の幹部が事後の報告で良いと主張する機会が増えてきた。事前承認に言及していた泉代表の態度も変わってきている。

岸田総理には議長国としてG7前にキーウを訪問してもらいたい。

世耕参議院幹事長も事後報告を認める!一方で泉代表は迷走中???

岸田総理のキーウ訪問だが、大きな障壁となっていたのが国会の事前承認だ。しかし、だ。与党の大幹部世耕参議院幹事長は国益のために事後報告を認める姿勢を見せている。

自民党の世耕参院幹事長はBSの番組に出演し、岸田総理のウクライナ訪問について、5月のG7広島サミットまでに行うべきとの考えを示しました。訪問にあたっては、安全上の理由から国会への事後報告を認めるとしています。

世耕氏は岸田総理のウクライナ訪問について、「G7の議長国なのに、メンバーでゼレンスキー大統領と(対面で)会っていない唯一の首脳だ」と指摘した上で、「(広島での)G7の前には行かれるべきだと思う」と述べました。


(出典 自民党)

引用元 自民・世耕氏 岸田総理のウクライナ訪問「G7までに行くべき」

世耕参議院幹事長のように国益を考え、事後報告で良いと語っている与野党幹部は多いのだ。

建設的な議論で存在感を示している国民民主党の玉木代表はもちろん(参考)、あの立憲民主党の安住国対委員長も事後報告で良いとしているのだ!!(参考

国益を考慮した姿勢を与野党幹部が見せている中、当初「秘匿して行く必要があるのか。国会の了承を得て堂々と行くのも一つの姿だ」(参考)と語っていた立憲民主党の泉代表の言葉も変化してきている。

今月開催した記者会見では次のように語っているのだ。

例えば、私があのツイートをした当時などは、国対からは国会での事前承認ということがある程度前提であるというような情報をもらっていたので、それが前提であるならば、しかし、日時を特定するのは少しやり過ぎではないのかという観点から、幅を持って事前承認を得ることによって行きやすさを確保するということはできるのではないかという考え方ですね。

その後、どうやら国対のほうでも、さらに与野党共に調べたりする中で、必ずしもその事前承認がマストではないんだという話になってきたということを踏まえて、それであれば事後でもよいという発言がなされたというふうに思っております。


(出典 衆議院)

引用元 泉健太代表記者会見2023年3月3日(金)

「堂々と行くのも一つの姿」と語っていた泉代表だが、今ではすっかり事後報告で良いという判断に傾いているようだ。

調べたら違ったということを泉代表は言いたいようだが、野党第一党の党首として随分言葉が軽いのではないか。少なくとも、泉代表の前任である枝野前代表の言葉の方が幾分重みがあった。

軽い発言を繰り返し、後日方針を転換するような姿勢では、国民の信を得るのは難しいと言わざるを得ない。

世耕参議院幹事長が事後報告に理解を示し、泉代表の主張も変遷した今、岸田総理のキーウ訪問についての障壁は低くなったはずだ。岸田総理にはG7議長国としてリーダーシップを発揮するために、キーウを訪問してもらいたい。


(出典 首相官邸)

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