• HOME
  • 与党 , 政治ニュース
  • 韓国への輸出管理の厳格化措置を緩和。「護る会」が「韓国をホワイト国に戻してはならない」と官邸と経産省に強く訴えグループA復帰は見送り

韓国への輸出管理の厳格化措置を緩和。「護る会」が「韓国をホワイト国に戻してはならない」と官邸と経産省に強く訴えグループA復帰は見送り




経済産業省は16日、日本が韓国に対して行っている輸出管理の厳格化措置について緩和をすると発表した。報道では韓国側が日本側の措置に対抗して2020年に行った、WTOへの提訴を取り下げると発表したためだという。経産省は、3品目の輸出管理を適切に行っていると認めた日本企業などには、原則3年間、輸出許可の申請を免除することにした。

ただし韓国のグループA(ホワイト国)復帰は見送りとなったそうだ。

 経済産業省は16日、韓国に対する半導体関連品目の輸出管理の厳格化措置を緩和すると発表した。14~16日に開いた日韓の局長級による政策対話で、韓国の輸出管理体制の改善を確認したほか、韓国が世界貿易機関(WTO)への提訴を取り下げると発表したためだ。

日本は2019年、半導体の洗浄に使う「フッ化水素」など3品目の輸出手続きを厳しくした。軍事転用の恐れの低い物品や技術の輸出手続きが簡略になる優遇国「グループA(ホワイト国)」から韓国を外した措置については、今後も対話を継続する。

引用元 韓国向け半導体材料、輸出管理の厳格化措置を緩和…ホワイト国からの除外措置は対話継続

経済産業省の発表。

これまで3日間にわたり、日韓輸出管理政策対話を実施しました。
政策対話では、3品目※1について、韓国側の輸出管理当局の体制・運用、制度の措置状況を含めた輸出管理の実効性について確認しました。

韓国側の輸出管理当局の体制・運用の拡充、制度の措置状況等について検証した結果、その取組や実効性の改善が認められました。
韓国側からは、我が国の輸出管理に関するWTOへの申立てを取り下げる旨の発表がなされることを確認しました。
このため、3品目に係る輸出管理の運用見直し※2を行うこととしました。 あわせて、関連する国内事業者に対し、改めて、自主的な最終需要者の確認等を徹底するよう、周知・注意喚起を行うこととしました。
なお、双方の国カテゴリーの取扱いについては、対話を継続します。

※1 フッ化水素、フッ化ポリイミド、レジスト
※2 2019年7月以前のように、特別一般包括許可(貨物・技術の機微度に応じて、一定の仕向地・品目の組合せの輸出をまとめて(原則3年間)許可する制度)を適用すること。

引用元 日韓輸出管理政策対話を実施しました

自民党の小野田紀美参議院議員は「いやいやいやいや…」

自民党の青山繁晴参議院議員がブログで詳細を報告していた。「日本の尊厳と国益を護る会」は岸田総理と経済産業省に「韓国をホワイト国に戻してはならない」と、強く訴えていたという。

▼きのう3月15日に「日本の尊厳と国益を護る会」 ( 護る会 ) の総会を開き、韓国をホワイト国に戻してはならないなどの要請文を、護る会メンバー議員の自由な議論の末に、決定しました。
その日のうちに、つまり日韓首脳会談がある3月16日の前日に、磯崎官房副長官 ( 護る会メンバー ) を通じて、岸田総理に渡しました。
写真は総理官邸内です。一緒に行ってくださった護る会メンバーは、櫻田義孝・元五輪大臣です。

岸田総理には直接、事前に、わたしから申し入れもしました。

▼そうした申し入れに加え、経産省と直に交渉を重ねました。
経産省内の良心派にも、水面下で繰り返し訴えかけ、交渉しました。

そして、フッ化水素、フッ化ポリイミド、レジストの3品目に限っては、経産省がチェックして信頼できると判断した日本企業から、韓国に一定の管理で輸出することを認める措置だけは、新たに決まりました。
韓国が強く求める「ホワイト国・グループAに戻す」ということは、阻止できました。
経産省の責任者に何度も確認しました。韓国はグループBのままです。

なお、今回の3品目については、西暦2019年12月にすでに、レジストについてその日本企業の韓国にある子会社に限定して輸出を認めていて、今回はさらにフッ化水素、フッ化ポリイミドを加えた上で「子会社に限らない」となりました。
ホワイト国に戻さない範囲内で、妥協をしたのは事実です。

しかし、もう一度申しますが、ホワイト国にはしませんでした。

引用元 ★重要な速報  何とかぎりぎり実りました  韓国をホワイト国に戻さず、グループBのまま  フッ化水素などの特殊な3物質だけ元に戻すということになりました

とはいえ、輸出管理の厳格化措置を緩和するだけでも納得いっていない人が大勢いる。青山氏は「ホワイト国に戻さない範囲内で、妥協」と指摘しているが、韓国側がWTOへの提訴を取り下げると発表したのに呼応したとみるのが妥当だろう。ギリギリのところで「護る会」の反発で踏みとどまったようだ。







この記事が気に入ったら
いいね ! をお願いします!