• HOME
  • 政治ニュース , 野党
  • 立憲議員「捏造はなかった」⇒FNNそのまま報じる⇒実際の報告は「捏造と言った者は誰もいなかった」で、まだ精査を実施中なのでは?

立憲議員「捏造はなかった」⇒FNNそのまま報じる⇒実際の報告は「捏造と言った者は誰もいなかった」で、まだ精査を実施中なのでは?




FNNが「「ねつ造なしと総務省が報告」 立憲議員が明らかに」と報じた。立憲民主党の石橋通宏参議院議員が「総務省が調査を行った結果、「捏造はなかった」と国会に報告した」と明かしたそうだ。

放送法における政治的公平の解釈をめぐり、高市経済安全保障担当相が「捏造(ねつぞう)だ」と主張する文書について、総務省が調査を行った結果、「捏造はなかった」と国会に報告したと、立憲民主党の議員が明らかにした。

立憲民主党・石橋参院予算委筆頭理事「(総務省関係者に)捏造と言った者は誰もいなかった。つまり、2月13日はあったということですから、高市大臣の捏造というのはすべて崩れたと思います」

高市大臣は、総務省が公表した4枚の行政文書について、国会答弁で「捏造」だと主張している。

これについて、総務省が文書を作成した関係者らに調査をした結果、「捏造はなかった」と国会に報告したと、立憲民主党の石橋参院議員が明らかにした。

高市大臣は、捏造だとした発言について、「撤回するつもりはない」と強調している。

引用元 【速報】「ねつ造なしと総務省が報告」 立憲議員が明らかに

「(総務省関係者に)捏造と言った者は誰もいなかった」が必ずしも「捏造はなかった」になりえるのだろうか?総務省の報告は「引き続き精査を実施中」だったはず。

1 礒崎補佐官関連
・礒崎補佐官から放送法の政治的公平に関する問合せがあり、面談
を行った。
・本件の過程で、放送法 4 条の解釈を変えるよう強要されたことは
なかったことは確認された。
・文書に記載されている面談の日時や個々の発言の内容については、
関係者の記憶が定かでなく、正確性の確認は出来なかった。

2 高市大臣関連
なお、作成者および同席者のいずれも、この時期に、放送部局から
高市大臣に対して、放送法の解釈を変更するという説明を行った
と認識を示す者はいなかった。

その他の点についても、引き続き精査を実施中である

引用元 「政治的公平」に関する行政文書の正確性に係る精査について(追加報告)

石橋氏は「つまり、2月13日はあったということですから」というが、高市大臣も大臣レクの存在を否定していないあくまでも内容がおかしいと言っているのだ。報告書にも「放送法の解釈を変更するという説明を行ったと認識を示す者はいなかった」とあり、放送法の解釈変更の指示はなかったと見るのが妥当だろう。そもそも「今回の事件の本丸は「言論弾圧が可能な違法な解釈を撤回させ、放送法を国民の手に取り戻す」ことにある」だったのでは?だったら、解釈の変更がなかったということで、本件は解決のはず。

また、捏造の有無も、「捏造と言った者は誰もいなかった」という言い回しであれば「捏造ではない」と決めつけるのは早計ではないだろうか。総務省が「捏造ではない」と断定していない以上、まだ調査中と解釈するのが普通なはずだ。

自信をもって石橋氏は明かしているようだが、総務省は実際にどのように報告したのだろうか。「捏造はない」と国会に報告したのか?それとも記事の通り、「捏造と言った者は誰もいなかった」と報告し、石橋氏が勝手に断定してしまったのか?そこのところをはっきりして欲しい。

報告書には「その他の点についても、引き続き精査を実施中である」とあり、まだ調査は終わっていないので、石橋氏の勇み足が今のところ濃厚だ。それを鵜呑みにして報じたFNNも完全に勇み足だ。

そして、この人たちも…

総務省の立場からすると、「正確性の確認かとれていない=わからない」点が多い現段階では「捏造の確認は取れていない」というのは当たり前だ。そもそも役人が作った行政文書なのだから「捏造だった」とは口が裂けても言うはずがない。問題は文書の内容が正しいか否かなので、本当に白黒つけたいなら、文書に関わった人物を証人喚問するしかないだろう。立憲民主党もいつものように証人喚問を要求して、堂々と内容が本物であることを証明したらどうだろうか。







この記事が気に入ったら
いいね ! をお願いします!