日本維新の会馬場代表が「隙あらばまたサボってやろうということが見え隠れしている」と立憲民主党を大牽制!!
立憲民主党が開催することに消極的な姿勢を見せていた憲法審査会。衆議院で来年度予算が通過したことによって、衆議院憲法審査会が開催されるようになってきた。
その衆議院憲法審査会だが、立憲民主党は出席こそしているがその姿勢は、連携している日本維新の会からは評価されていないようだ。
日本維新の会の馬場代表は立憲民主党について「隙あらばまたサボってやろうということが見え隠れしている」とその姿勢を牽制している。
通常国会で連携する両党。その溝は広がるばかりだ。
馬場代表が立憲民主党を牽制!国民民主党とは条文案で合意!
昨年に比べ、衆議院憲法審査会の開催が遅れた今年の通常国会。その遅れの原因を作った立憲民主党に対して、日本維新の会の馬場代表が苦言を呈している。
日本維新の会の馬場伸幸代表は16日の記者会見で、(中略)「立民は何か腰が引けているような形で、隙あらばまたサボってやろうということが見え隠れしている」と指摘。
(出典 衆議院インターネット審議)
なんとだ。今までは欠席する政党がいれば、開催を見送っていた衆議院憲法審査会を開催していきたいと語っているのだ。
そして、だ。連携しているとはいえ、馬場代表は立憲民主党に対して「またサボってやろうということが見え隠れしている」と苦言を呈している。立憲民主党は憲法について「論憲」という立場であると幾度も宣言していた。
論憲と言っていながら、仮に衆議院憲法審査会を欠席するようなことがあれば、「論憲」とは何を指すのか全く理解できない。
立憲民主党を批判する日本維新の会の馬場代表だが、日本維新の会はしっかり議論を加速させる姿勢を示している。3月上旬には日本維新の会、国民民主党、そして衆議院の会派「有志の会」で緊急事態条項について条文案をまとめることで合意している。
日本維新の会、国民民主党、衆院会派「有志の会」は8日、緊急時の国会議員の任期延長など、憲法改正の「緊急事態条項」に関する実務者協議の初会合を開き、3月中を目途に共同で条文案をまとめる方針で合意した。
今後、週に1回程度のペースで会合を持ち、具体的な条文作りを行う。会合後、維新の音喜多駿政調会長は「2党1会派が党派を超えて条文を作り、共同提案するとなれば、改憲議論に大きな一石が投じられる。スピード感をもって取りまとめ、(国会の)憲法審査会に示せるよう努力したい」と述べた。
議論を進めるために、「緊急事態条項」の条文案を作るというのだ。この日本維新の会の憲法に対しての姿勢を見るとなぜ立憲民主党と連携するのか大きな疑問だ。
馬場代表は、条文を作るという大きな決断を下した。立憲民主党も論憲というのであれば、馬場代表に「サボる」と言われる前に議論に加わるべきではないのか。
立憲民主党が、馬場代表の言葉を真摯に受け止めて論憲の立場を明確にするのか、それとも「サボる」のか。今後の衆議院憲法審査会の行方に大注目だ。