国会開会前の立憲民主党「防衛費大幅増、原発政策、旧統一教会問題を追及する!」→国会開会中「高市文書!しゃもじ!安倍晋三回顧録!」→メディア「野党の追及は次第に散漫になり、様々な重要課題の議論は深まりませんでした」
理解に苦しんでしまう!!
今国会前の立憲民主党は、「防衛費大幅増、原発政策、旧統一教会問題を追及する!」と言っていたはずだ。
それが、どうだ。
国会が開かれてみれば、「高市文書!しゃもじ!安倍晋三回顧録!」と言う内容が目立つように感じられてしまう。
一体何がしたいのか????
国会開会前の立憲民主党「防衛費大幅増、原発政策、旧統一教会問題を追及する!」→国会開会中「高市文書!しゃもじ!安倍晋三回顧録!」→メディア「野党の追及は次第に散漫になり、様々な重要課題の議論は深まりませんでした」
今国会前の立憲民主党は、防衛費大幅増や原発政策や旧統一教会問題で息巻いていたように感じられた。
そうした問題も国会質問で取り上げられていたが、安倍晋三回顧録やら高市文書やらしゃもじやらも質問され、何がしたいのか良く分からなかった。
法政大学の山口二郎教授も、「放送法解釈に対する政治介入も重要だが、防衛費をはじめとする重要な政策課題について貴重な議論の場をつぶした罪は大きい。」と苦言を呈する有様だ。
来年度予算が成立した。立憲民主党は衆参の予算委員会における質問の仕方について点検し、どこで間違ったか、自ら明らかにすべき。放送法解釈に対する政治介入も重要だが、防衛費をはじめとする重要な政策課題について貴重な議論の場をつぶした罪は大きい。
— 山口二郎 (@260yamaguchi) March 28, 2023
報道によれば、ある野党幹部も「防衛増税で攻めようと狙いを定めたが、有権者から「わかりづらい」という反応があり、途中から少子化、LGBTなどに広げたことで「追及が散漫」になった」と話していたそうだが、追及が散漫になったと認めている。(参考)
また日本テレビも「「防衛増税反対」で共闘したはずの野党各党ですが、追及は次第に散漫になり、様々な重要課題の議論は深まりませんでした」と指摘する有様だ!!(参考)
言うまでもないが、政府に問題があれば、追及するのは野党の仕事だ。それなのに、まともに追及すらできないのであれば、野党失格だ。少なくとも、立憲民主党が野党第一党に、相応しいとは思えない!!!