【安倍元総理銃撃現場】近鉄・大和西大寺駅周辺での整備事業が完了。慰霊碑について奈良市「市民の声に配慮し設置しない」⇒設置を求める声は無視?
安倍晋三元総理が銃撃された現場である、奈良市の近鉄・大和西大寺駅周辺での整備事業が完了した。
現場は車道となり、慰霊碑の設置はなく、奈良市は市民の声に配慮し、代わりに近くの歩道に花壇が設けられていたという。
去年、安倍晋三元総理が銃撃され死亡した事件。現場となった奈良市の近鉄・大和西大寺駅周辺での整備事業が完了しました。
銃撃現場は車道となり、近くの歩道には花壇が設けられました。
通行していた人は…。
「亡くなられた方に対する思いもこもっているし、いい状態になったんじゃないですかね」
市は慰霊碑の設置も検討しましたが、市民の声に配慮し設置しないとしています。
「市は慰霊碑の設置も検討しましたが、市民の声に配慮し設置しないとしています」とあるが、慰霊碑の設置を求める市民の声もあったのではないだろうか?
2月にはこのような報道もあった。
安倍晋三元首相銃撃事件の現場となった奈良市の近鉄大和西大寺駅前に、慰霊碑設置の再検討を求める署名活動がインターネット上で続けられている。約1カ月前に始まり、2万8千人以上が署名。賛同者からは「事件を風化させてはいけない」などのコメントが多数寄せられている。
引用元 元首相銃撃現場に慰霊碑設置を
28日には、産経新聞が現場保持を訴える市議の声と、「慰霊碑を残すべき」との声を報じた。
前述略
現場付近は以前から整備工事が行われていたが、事件後に献花する人が後を絶たず、市は慰霊碑の設置などを検討。これに対し「交通面で問題がある」「事件を思い出したくない」などの意見が相次いだ。
このため、仲川げん市長は昨年10月、「世論の分断を生んでしまう」として、慰霊碑などの構造物は設置せず、花壇を追悼の場とする方針を表明した。ただ、市にはその後、「慰霊碑などを残すべきだ」とする意見も多く寄せられた。
中略
銃撃事件を巡っては、奈良市議会で自民党系会派の市議が現場保存の必要性を訴えた。事件を後世に伝えることが政治家としての使命だと考えたからだ。訴えは聞き入れられなかったが、市議は「現場付近にプレートを設置するなど、これからもできることはある」と言葉に力を込める。
以下ソースで
このように、慰霊碑や現場保全を求める声があったにもかかわらず、そういった声を奈良市は取り上げなかったようだ。非常に残念な判断だ。