志位委員長のツイートが話題。「現役自衛官からエール。 「日本は専守防衛を守るべき」「集団的自衛権行使には反対」…」⇒「政治的中立」に反しない?本当に実在するなら問題では?
日本共産党の志位和夫委員長のツイートが話題となっている。
志位委員長は赤旗の「現役自衛官がエール/愛する国の健全化 共産党の躍進願う」をツイートに添付し、以下のように投稿。
現役自衛官からエール。
「日本は専守防衛を守るべき」「集団的自衛権行使には反対」「米中戦争に巻き込まれる形で命をかけるのは納得できない」「愛する国を健全化するためにぜひ躍進してほしい」。
日本共産党の立場は、自衛隊員の皆さん命を守り抜く立場でもあります。引用元 https://twitter.com/shiikazuo/status/1643403288723984384
志位委員長のツイートには「自作自演」「最近のメディアは信じられなくて。しかもそれが共産党の機関紙「赤旗」なら尚のこと」「架空の「現役自衛官」をでっち上げて、記事を書いてはいけませんよ?」「自衛官って政治的には中立じゃ無いんですか?」「共産党が自衛隊を認めるならば、自衛隊の立場を明確にする憲法改正が必要だと思います」「都合がよい時に自衛隊を利用するな」「まあ一人ぐらいはそういう自衛官が居るかもしれない。それを自衛官の総意の様に報じたら、当の自衛官も困惑するんじゃないかな」といったコメントが投稿されていた。
みなさん、赤旗の作文だと思っているようだ。一般的に、共産党員は自衛官になれないと言われているが、思想が近い人は少なからずいると思う。記事の人物が存在する人物だとしても、そういったごく一部の意見だ。しかし、実在する自衛官だったらそれはそれで問題だ。こういった主張は「自衛隊員の政治的中立」に反しないのか?
人事院の「国家公務員は、国民全体の奉仕者として、政治的に中立な立場を」には次のように記されている。
「政治の方向に影響を与える意図で特定の政策を主張・反対」と「多数人の前で政治的目的を有する意見を述べること。政治的目的を有する文書・図画の発行・配布、著作・編集」は制限されているとある。多人数が目にする機関誌に政治の方向に影響を与える主張をするのは国家公務員としていいのだろうか?もし記事の人物が実在するのなら、刑事罰に科せられる可能性も考えられる。こういったことを考えても、現役の自衛官が、匿名とはいえ記事の様な主張をするとは考え難い。
また、志位委員長は「日本共産党の立場は、自衛隊員の皆さん命を守り抜く立場でもあります」ともツイートしているが、よくそんなことを言えたものだとも思った。