志位氏「自民党への献金の見返りに、敵基地攻撃ミサイルを受注…」と印象操作を図るも⇒ネットから「他に作れるところがあるのか?」「川崎重工はどうなんだ」と指摘される
ロイターは11日、「防衛省、三菱重に3781億円で発注 「反撃能力」の主力装備」と報道。
防衛省は11日、「反撃能力」の主力装備となる長距離弾の量産・開発契約を三菱重工業と結んだと発表した。契約額は12式地対艦誘導弾能力向上型の量産など計3781億円。
このうち12式の地上発射型は契約額1734億円で、今年度から量産に入る。納入は26年度と27年度を予定しており、できるだけ配備を早める。
すると、日本共産党の志位和夫委員長がしんぶん赤旗の「軍需上位企業が自民献金1.6億円 21年10社で調達額の6割」にある表を添付し次のように投稿。
「防衛省、三菱重に3781億円で発注 『反撃能力』の主力装備」(ロイター)
自民党への献金の見返りに、敵基地攻撃ミサイルを受注。誰のための敵基地攻撃能力保有かが一目瞭然です。 pic.twitter.com/a5vooJyKDZ— 志位和夫 (@shiikazuo) April 12, 2023
献金が多いところが契約において優遇されていると言いたかったのだろうが、リプライには「他に作れるところがあるのか?」「川崎重工はどうなんだ」といったコメントが投稿され、即座に矛盾が指摘されていた。確かにその通り、付け加えれば、日立製作所は最多の献金額だが、契約金額は9位だ。これについてはどう考えているのだろうか。
そもそも各企業それぞれ得意分野があり、物によって契約金額に差が出るのは仕方ない。ミサイルなどの契約が高額になるのは当然のことだ。志位委員長は印象操作を図りたかったようだが、ネット民にその手は通じないだろう。指摘するならもっとよく検証してからするべきだ。
そんなことよりも統一地方選前半の敗戦の弁を小池晃書記局長に語らせるのではなく、自ら語り、責任を取るべきでは?