【韓国の輸出管理の実効性が確認できたというが…】経済産業省、韓国をホワイト国に復帰させる方針を固める
経済産業省は、韓国を輸出手続きを簡素化するホワイト国に復帰させるそうだ。
日本より先に、韓国は24日に日本をホワイト国に再指定して日本の呼応を待っていた。西村康稔経済産業大臣は、韓国が日本をホワイト国に戻したことを歓迎する一方で、「我が国の韓国の扱いは、現在実施している政策対話通じ貿易管理の実効性を確認し判断していく」と述べていた。
経済産業省は28日、韓国を輸出手続きを簡素化する「グループA(旧ホワイト国)」に復帰させる方針を固めた。
軍事転用が可能な物資や技術に対する韓国の輸出管理の実効性を確認できたと判断した。近く発表する。
記事の通り、経済産業省はしっかり確認をして、韓国の輸出管理の実効性を確認したのだと思いたいが、タイミングが良すぎるだけに「呼応したのではないか」もしくは「最初から段取りは決まっていたのか」と思いたくない考えが頭によぎってしまった。
日本政府を信じたいが、なにかもやもやする。これが正直な気持ちだ。
確かに尹政権の姿勢はある程度評価してもいいが、政権が変わればどう転ぶかわからないという不安は拭えない。それに、どうしても韓国の友好的な姿勢が単なる用日にしか映らない。なぜなら、肝心の竹島問題、レーダー照射問題、歴史認識問題が置き去りにされているからだ。これらを放置して上っ面の友好関係を築き日本を利用するのはまさに韓国の思うつぼだ。このままではそのうち「日韓通貨スワップも」などとなりかねない。
友好的な関係を構築するのは聞こえはいいが、どう考えても韓国ペースになっているような気がしてならない。