立憲が議員懇談会を開催。補欠選挙全敗を受け「一番変えなければいけないのは代表の認識」「進退を掛けるぐらいの意気込みを見せて欲しい」と、泉代表ら執行部への注文が相次ぐ
立憲民主党は10日、党本部で両院議員懇談会を開催し、次期衆院選へ向けた党の立て直しについて意見交換を行った。
会議の中では衆参補欠選挙全敗を受け、出席議員から泉代表ら執行部への注文が相次いだという。
4月に行われた衆参の補欠選挙での敗北などを受け、立憲民主党の議員が意見を交わし、泉代表ら執行部への注文が相次ぎました。
立憲・蓮舫参院議員:「一番変えなければいけないのは代表の認識じゃないですかと。何をやりたいか、何にしがみつきたいか、何を発信したいか、自分できょう夜、持って帰ってしっかり考えてくれと」
会議の冒頭で、泉代表は、「あと一歩だったが、負けてしまったことは克服すべき課題だ」と補選を振り返りました。
これに対し、出席者から執行部の進退を直接問う意見は出なかったものの、泉代表に対し、「進退を掛けるぐらいの意気込みを見せて欲しい」という声が上がりました。
また、「立憲は何をしたい政党なのか見えない」という指摘のほか、勢いを増す日本維新の会に対し、「立ち位置の違いをはっきり打ち出すべきだ」という意見が多く出ました。
泉代表は、「これからも皆さんの意見を踏まえて、最大限の取り組みをしていく」と応じたということです。
会議は2時間半を超えて行われ、出席者106人のうち21人が意見を述べました。
ネット上には
はっきり言って自民党に投票している人でも、「投票する政党がないから自民党」という人かなりいると思いますよ。
維新がそういう層をじわじわ取り込んでいるのに対して、自分たちが受け皿になれていない現実を直視した方がいいですね。
ダメなことに反対するのは構わないがダメならそれに対する対案の提示は必要。
だからなんでも反対、揚げ足取りばかりって批判されちゃうんですよ
もっと明確に目指す社会像を自信を持って示すべき
といったコメントが投稿されていた。
泉代表や執行部にも責任はあると思うが、同時に与党を非難するためにくだらない揚げ足を取ったり、言いがかり的な追及で国会を空転させたり、たびたび繰り返すブーメランなど、立憲民主党の姿が国民のどのように映っているか客観的に検証してみてはいかがだろうか。