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玉木代表、芳野会長から立憲との候補者調整を要求されるも、独自候補の擁立を優先させる考えを伝える




国民民主党の玉木雄一郎代表と連合の芳野友子会長が会談を行い、芳野会長は次期衆院選に向け、立憲民主党との候補者要請をしたが、玉木代表は独自候補の擁立を優先させるとの立場を伝えた。

国民民主党の玉木代表と連合の芳野会長が会談し、芳野会長が次の衆院選に向け立憲民主党との候補者調整を要請したのに対し、玉木代表は独自候補の擁立を優先する考えを伝えました。

連合 芳野友子会長
「連合としては地方連合会が戦いやすい形ということで、地方連合会から1枚岩になって戦いたいという意見が出てきていますので、それをお伝えしたということです」

芳野氏は先週、立憲民主党の泉代表から国民民主党との仲介を要請されていて、きょうの会談で芳野氏は玉木氏に次の衆院選に向け、立憲と国民で候補者調整を行うよう要請しました。

これに対し玉木氏は国民の候補者擁立作業が遅れていることに触れ、「擁立作業を加速しなければならない」などと、独自候補の擁立を優先させる考えを示しました。

引用元 国民・玉木代表「独自候補擁立を優先」 連合に伝達

芳野会長は17日に立憲民主党の泉健太代表と会談し、芳野会長は「(国民民主党と)候補者調整をやってほしい」と申し入れをし、泉代表は国民民主党との関係改善のため、両党を支援する連合に仲介を要請した。(参考

その後、泉代表は19日の記者会見で国民民主党との候補者調整について「もともと一つの政党で、連合や両党の支持者、地域組織などで『共にやれるのではないか』という声があると認識している。十分あり得てよい」と述べていたた。(参考

しかし、報道にもあるように、玉木代表が独自候補の擁立を優先させる考えを示したことで立憲と国民の候補者調整はかなり難しくなった。玉木代表からすれば国民民主党の党勢拡大を狙っているので、立憲民主党とすり合わせして候補者を減らすことなどしたくないだろう。

また玉木代表は政策面をかなり重視している。

玉木代表は4月19日、ラジオ日本の番組にて衆院選での立憲民主党との協力について「難しそうだ。相手の政策しだいだが、まだ日本維新の会のほうが憲法も含めて政策的には近い。政策で一致しないかぎりは、絶対に野合と言われる」と語っていた。(参考

4月25日の記者会見でも、玉木代表は「国家の根幹に関わる政策で一致しないところと選挙調整しても票は増えない」と述べた。憲法、エネルギー、安全保障の政策で立憲民主党とは「一致していない」と言及し、日本維新の会については「もっとも近い政党だ」と語っていた。(参考







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