• HOME
  • 地方議員 , 政治ニュース
  • 難波市長が静岡県の主張に疑問「山梨県境まで掘っても問題ない」「300m前で止めるという議論は賛同していない」

難波市長が静岡県の主張に疑問「山梨県境まで掘っても問題ない」「300m前で止めるという議論は賛同していない」




山梨県内で進むリニア新幹線のボーリング調査を中止するよう、静岡県がJR東海に要請したことが話題となったが、静岡市の難波喬司市長が静岡県の要求に疑問を呈した。

難波市長は「ボーリングについては、山梨県境まで掘ってもいいと思っています。300m前で止めるという議論について私は賛同していません」と語った。

JR東海が山梨県内で行っているリニア新幹線のボーリング調査をめぐり、静岡県が中止を要請したことについて、静岡市の難波市長は疑問を呈しました。

静岡市・難波 喬司 市長:
ボーリングについては、山梨県境まで掘ってもいいと思っています。300m前で止めるという議論について私は賛同していません

JR東海は南アルプスの地質や地下水を把握するため、静岡県と山梨県の県境から山梨県側800mの地点から、県境に向けボーリング調査を進めていますが、静岡県は「静岡県の地下水が山梨側に流出する恐れがある」として、県境から300mの区間は掘り進めないよう求めています。

24日の定例記者会見で難波市長は工学を学んできた者の個人的見解とした上で、「ボーリング調査で掘る穴の直径(12cm)は短く、県境の300m先まで水は引っ張られない」として、県の考えに疑問を呈しました。

静岡市・難波 喬司 市長:
このくらいの口径のものが300m先にあるとき、風呂の水の底をポンと抜いた時に、300m先まで水を引っ張ることは考えられない。このくらいのものであれば、県境まで掘っても何の問題もないというのが私の考えです

また静岡市が関係する南アルプスの生態系などの諸課題について「県との意見交換をそろそろはじめたい」を述べています。

難波市長は元国土交通省 大臣官房技術総括審議官で、川勝知事のもとで副知事を務めリニア新幹線を担当していました。

JR東海によりますと、ボーリング調査は5月20日時点で県境から459mの地点まで進んでいて、湧水は5月17日に毎分54リットルを観測したということです。

引用元 【リニア】「県境まで掘っても何の問題もない」静岡市長が静岡県のボーリング調査中止要請に疑問

ネットの反応

当たり前すぎるほどわかりきった事を、市長という重責にある人がわざわざ理論づけをしてまで言わなければいけない状況は普通ではありません。
知事はいいかげんに引っ込んで欲しいです。
リニアの山梨県側ボ-リング調査の採掘について、他県の事なのに難癖を付ける川勝静岡県知事に対し身内の静岡県の自治体の長である静岡市の難波市長の造反ですが、難波静岡市長の発言は正論ですね。
もともとリニア関係は前向きに取り組むことも約束して市長に立候補し当選したので今のところはそれにそっているが本当にリニアに前向きなのかはまだ判別つきにくい
そもそも川勝知事が偉そうに水問題を持ち出して議論できていたのも、土木の専門家である難波副知事と言うブレーンの存在があったからこそです。
そのブレーンを失い、しかも敵に回してしまった今、もう川勝知事は水や地質系の問題では戦えません。

副知事の時にもっと川勝知事に意見して欲しかった。それとも、静岡県はイエスマンじゃなければ職を全うできない環境なのだろうか?







この記事が気に入ったら
いいね ! をお願いします!