公明・石井幹事長「自民党候補を推薦しないのは東京限定。他の地域に影響させるつもりはない。自民に配慮したつもりだ」

次期衆院選を巡り、公明党は東京の小選挙区では自民党の候補者を推薦しない方針を決定。公明党の石井啓一幹事長は２５日、「これまでの自民党との10増10減を巡る協議において、東京における自公の信頼関係は地に落ちたと言える。従って、東京における自公間の協力関係は解消する」「東京に限定する話だ。連立政権に影響を及ぼすことは考えていない」と述べており、２６日の記者会見で、改めて東京限定を示したうえで「自民に配慮したつもりだ」と述べた。

公明党の石井啓一幹事長は２６日の記者会見で、次期衆院選を巡り、東京の小選挙区で自民党候補を推薦しないとした公明の決定について、あくまでも東京限定だとの認識を改めて示した。「他の地域に影響させるつもりはない。自民に配慮したつもりだ」と述べた。

東京を除いた４６道府県では「選挙協力をしっかり最大化する」と強調。連立政権を組む自公の関係に影響を及ぼすつもりはないと重ねて訴えた。

引用元　推薦見送り「自民に配慮」

「東京だけで収まるのか」と言う声は多かったが、公明党は東京に限定するようだ。一方、自民党は岸田総理が「丁寧に対応するようにと指示をした」と明かしたことから、こちらも東京限定の話になりそうだ。

ただ、自民党支持者を見ると、連立解消を望んでいる方が多いように見受けられる。また、公明党の協力がなければ当選が難しいとされる自民議員がいることも指摘されているが、ネット上では「そんな議員は落選すればいい」という手厳しい意見もある。

今回の石井幹事長の発言については「上から物申してる様に映りますねえ」「東京限定だなんて遠慮なさらず、全国展開してください」「非常に厚かましくて、恩着せがましいですね」などといったコメントがネット上であがっていた。