矛盾!川勝知事、山梨県知事と電話番号交換→静岡市田辺前市長の時は断っていましたよね?組織での対応で十分なのではないですか???
何かにつけてお騒がせの印象のある、静岡県の川勝知事。山梨県内で行われているJR東海の地質調査に噛みついたことは記憶に新しい。
山梨県の長崎知事から猛反発を受けたのだが、その両知事が共に出席する会議が開催された。
その場でまたしても矛盾する行動に出たのが川勝知事だ。長崎知事と電話番号の交換を行ったのだ。ごく当たり前の行動とも言えるが、川勝知事は静岡市の田辺前市長から電話番号交換を持ちかけられた時には断っているのだ。
川勝知事は心変わりをしたのか、それとも単なる矛盾なのか。リニア阻止のためにはなりふり構わない姿勢が更に浮き彫りになった。
川勝知事の心変わり?長崎知事を懐柔しようと必死なのか???
リニア中央新幹線を阻止のためなら何でもするという印象が強い川勝知事。山梨県内の活動に対してもイチャモンつける事態になっている。
当然山梨県の長崎知事も川勝知事に猛反論し、両知事の間に緊張が走っていた。その両知事が関東地方知事会議で顔を合わせたのだが、川勝知事にとっては異例の展開になった。
山梨県 長崎幸太郎知事
Q.わだかまりは解消された?A.「リニアを進めていくためには、それぞれの地域の懸念を全員が共有して知恵を出し合う、一致団結して取り組むことが必要であって、これまでのスタンスと全く変わりないわけで、わだかまりとか、そういう話では一切ない」
Q.携帯電話の番号を交換する様子がうかがえたが?
A.「そっちの方がスムーズで良かろうということで、携帯の電話番号を(交換した)。何かあったら、つまらない誤解を生じさせないように、世の中に対して、わだかまりがあるとか、ケンカしているとか、そういう誤解を生まないように、お互い気を付けるべく、意思疎通をしていこうということで、携帯電話の番号を交換しました」
(出典 山梨県)
引用元 【リニア】静岡・川勝知事と山梨・長崎知事が携帯番号交換し『仲直り』? 「常にコミュニケーションとりあう」
なんと、だ。川勝知事と電話番号を交換したことを明かしたのだ。そして川勝知事も電話番号交換について「常にコミュニケーションをしあうことを確認したことで、今後もうコミュニケーション不足みたいなことは起こらないと期待している」と語っている(参考)。
これだけをみれば、両知事のコミュニケーション不足が解消されるというメリットしか見えない。だが、川勝知事は以前電話番号交換を拒否していたことがあるのだ。
陸上自衛隊に災害派遣要請した9月26日に至るまでの間、知事と市長とで直接会話があったかを尋ねた質問に、田辺信宏市長は「首長間は携帯電話でやりとりをするのが常識だが、知事の携帯番号を知らない。かつて教えてもらおうとしたが、教えてもらえなかった」と説明した。批判は避けたいと述べつつ、「(市からの連絡を)待っていたのなら、知事から電話をいただきたかった」と不満をにじませた。
一方の川勝知事は「防災用の携帯電話を持っているが、ほとんどの首長が(その)番号を知らない」と話し、「組織で対応しているから、そこに連絡してくれれば済む」と主張。
(出典 静岡県)引用元 連携不足またも露呈 田辺静岡市長「携帯番号、教えてもらえず」/川勝知事「虚言だ」 直通連絡巡り、言い分かみ合わず
この災害時についてのやり取りで川勝知事は「組織で対応しているから、そこに連絡してくれれば済む」と断言しているのだ。
一方で、リニア中央新幹線をめぐる長崎知事とのやり取りについては「常にコミュニケーションをしあうことを確認したことで、今後もうコミュニケーション不足みたいなことは起こらないと期待している」と語っているのだ。
災害時のやり取りは組織間、リニア中央新幹線は個人間。優先順位が違うのではないか。田辺前市長は退任し、今の静岡市長は川勝知事の腹心だった人物が務めているため、コミュニケーションは取れていると思うが、あまりにも前市長と比較すると態度が違い過ぎる。
動けば動くほど矛盾する川勝知事。県知事としての手腕そのものあるのか疑問だ。