怒号が飛び交う中、入管難民法改正案が参院法務委員会で可決。9日の参議院本会議で改正案を可決・成立させる方針
怒号が飛び交う中、不法滞在中の外国人の収容・送還のルールを見直す入管難民法改正案は8日、参議院法務委員会で与党などの賛成多数により可決された。
与党は、9日の参議院本会議で改正案を可決・成立させる方針。
採決の際に立憲民主党の議員などが議長に詰め寄り「やめてください」と訴え、議会は大荒れとなった。
外国人の収容・送還のルールを見直す入管難民法改正案が8日、参院法務委員会で、与党などの賛成多数で可決された。与党は9日の参院本会議で改正案を成立させたい考え。難民の保護を目的とした対案を提出している立憲民主党や共産党は、審議が不十分だなどとして採決に反対したが、杉久武委員長(公明党)が職権で8日の採決を決めた。
改正案は、不法滞在などで強制退去を命じられても送還を拒む外国人の退去を進め、入管施設への長期収容を解消するのが狙い。入管当局は、送還を逃れる意図で難民申請を繰り返すケースが多いとみており、3回目の申請以降は「難民認定すべき相当の理由」を示さなければ送還するとした。
このほか、認定基準に満たなくても、紛争地域の住民らを難民に準じる「補完的保護対象者」として在留を許可。収容長期化を防ぐため「監理措置」を新設し、支援者ら監理人の下で社会での生活を認める。
参考動画 https://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php(2023年6月8日 法務委員会)
採決後、立憲民主党の石川大我参議院議員が「この状態では一般質問ができない」と 休憩を求めたが、そもそも大騒ぎして議会を混乱させていたのは立憲民主党などの反対議員らだった。
そんな中、こんなことも
何してんのこいつ。(@ISOKO_MOCHIZUKI)
鈴木宗男「傍聴に来た国会議員は発言してはいけません!(中略)ひとつ!許せないのは向こうにいたピンクのシャツ着た【東京新聞の望月】という記者だそうですけども、何回も発言していた。あってはならんこと!」
参議院法務委員会 6/8https://t.co/f9Wmlr0DFH https://t.co/dI9gzVVWlK pic.twitter.com/m9CeAAicXT
— 山端一稔【公式】 (@yamahata1000nen) June 8, 2023
参院法務委員会での入管法改正案の討論時に、東京新聞の望月衣塑子記者が何度も大声で言葉を発し、静粛な委員会進行を妨げた。
新聞記者が国会での法案の討論・採決を妨害する重大事案。
理事会協議事項となり、まず法務委理事会で対応を協議することになるが、東京新聞は社としてどう対応するのか。
— 和田 政宗 (@wadamasamune) June 8, 2023
取材に来た(?)東京新聞の望月衣塑子記者が野次を飛ばしてたらしい。理事会協議事項として、今後調査することになったそうだが、「出禁になるのでは?」との声もネット上であがっている。