サンモニ、改正入管難民法巡り「日本の人権意識の低さ」「日本に逃れてきた人を見殺し 申し訳ない」
ＴＢＳのサンデーモーニングがまたも政府批判を全開にした。今度は９日の参院本会議で可決された改正入管難民法についてだ。
ＴＢＳ「サンデー・モーニング」が１１日、放送され、８日に成立した改正入管難民法について伝えた。難民申請中でも、３度目以降は強制送還を可能にする改正法について、識者は「日本の人権意識の低さ」と話した。
司会の関口宏は「なんだかいつまでたってもすっきりしないなと思っちゃうんですけど」と話し、ジャーナリストの松原耕二氏に意見を求めた。
「どこの国でも難民のふりをして申請する人はいる。ただ、欧米の考え方は、もし難民の方を帰してしまったらどうなってしまうんだろうと命の問題として考える。一方で日本は、難民じゃない人を日本社会に入れてしまったらどうしようと全く発想が逆。これは日本の人権意識の低さと言わざるをえない」と持論を述べた。
続けて「実務的に考えると、少子化でこれから外国人の力を借りないと社会が回らない。それがこんなに冷たい難民政策の国でどれだけ日本に来たいと思って下さるだろうと思っちゃう」と話した。
ピースボート共同代表の畠山澄子氏は「日本に逃れてきた人を見殺しにするような、こんな法案を通してしまって、本当に申し訳ない」と謝罪した。「国を逃れてきた人たちも安心して生きる権利があって、それを奪うのではなく、守るのが難民条約に加盟している日本の責任」と意見を言葉にした。
欧米の考えと日本の考えが違うというが、欧米も難民受け入れについて反省しだしていることを知らないのだろうか。
英政府は今年３月に不法移民対策強化の新法案を発表した。
英政府は７日、英国に不法入国した移民を拘束し、国外に強制追放することを柱とした新法案を発表した。永久的に再入国を禁じ、亡命申請も認めないなど厳しい条項を盛り込んだ。英仏海峡を経由した密入国への対策強化を狙うが、人権団体は「違法で、非人道的だ」と猛反発している。
スナク首相も次のようなツイートをしている。
※機械翻訳
本日、私たちはアルバニアとの新たなパートナーシップを発表し、200人の外国人犯罪者を母国に送還することになりました。
この画期的なパッケージは、アルバニアの刑務所を改善しながら、撤去を加速し、納税者のお金を節約します。
引用元 https://twitter.com/AlexChalkChelt/status/1661302289787760641私たちの法律を破る外国人犯罪者は滞在できないはずです。
アルバニアとの新たな取り決めにより、アルバニア人の最も重罪な犯罪者の一部は納税者の負担ではなく、自宅で刑に服することになる。
引用元 https://twitter.com/RishiSunak/status/1661414401243480071不法移民は根本的に不公平です。
だからこそ私はボートを止めるためにあらゆる手段を講じるのです。
今朝、ドーバーからの進捗状況についてお知らせします。
引用元 https://twitter.com/RishiSunak/status/1665634747605712896
トランプ前米大統領も移民対策の強化を公約に掲げ当選している。トランプ政権では様々な難民対策を行っていて２０１７年のイスラム圏５カ国からの入国制限措置については、２０１８年に米連邦裁判所も支持を示していた。トランプ政権ではテロの抑止等を名目に、難民・移民の新たな入国を制限する方針を取っていたのだ。
欧米も外国人犯罪には頭を抱えていて、かつては人権を重視して難民や移民を受け入れていたが、外国人による犯罪が増すばかりで、対応せざるを得なくなったのだ。
身勝手な主張をしているが、関口氏をはじめサンデーモーニングに出演している方々やこんな主張を垂れ流しているＴＢＳは外国人犯罪について責任を取ってくれるのだろうか？これは「人権が～」と騒いでいる人にも言えることだが。
人権と言うなら、外国人犯罪に怯える日本人の人権はどうなるのだろうか。日本人に対する暴言や暴行・殺人や窃盗などの犯罪など、増えているばかりだ。これは、まっとうに日本で暮らす外国人が同じ目で見られる危険性もあり、彼らの人権にも関わることで、マイナスでしかない。
「母国にいられなくなった」と言うが、日本に逃れてきた理由は様々あるだろう。紛争などにより命の危険が生じて逃れてきた人もいれば、犯罪を犯して日本に逃れた人もいる。それをすべて同じ扱いにしろと言う方が無理な話だ。そして、日本で犯罪を犯した者はすべて送還されるべきだと考える。