【処理水海洋放出】山口代表「風評を招かないことが大事」「海水浴シーズンなどは避けた方がいいのではないか」⇒ネット「その発言こそが風評被害を作ります」
東京電力福島第一原発の処理水海洋放出を巡り、公明党の山口代表は「風評を招かないことが大事であり、IAEAなどの国際機関による客観的な説明を浸透させていくことが重要だ」と指摘したうえで「海水浴シーズンなどは避けた方がいいのではないか。いたずらに不安を招かないようにすべきであり、考慮していただきたい」と述べた。
東京電力福島第一原子力発電所にたまる処理水を夏ごろから海に放出する政府の方針について、公明党の山口代表は、いたずらに不安を招かないよう海水浴シーズンの放出開始は避けるべきだという認識を示しました。
福島第一原発にたまる放射性物質を含む処理水について政府は、基準を下回る濃度に薄め、夏ごろから海への放出を始める方針で、これに先立ち、4日に岸田総理大臣がIAEA=国際原子力機関のグロッシ事務局長と面会し、国際的な安全基準に照らした検証結果の報告書を受け取る見通しです。
これについて公明党の山口代表は福島市で記者団に対し、「風評を招かないことが大事であり、IAEAなどの国際機関による客観的な説明を浸透させていくことが重要だ」と指摘しました。
そのうえで、放出を開始する時期について、「海水浴シーズンなどは避けた方がいいのではないか。いたずらに不安を招かないようにすべきであり、考慮していただきたい」と述べ、政府は慎重に放出時期を判断すべきだという考えを示しました。
ところが、ネット上では「その発言が風評を生む」という非難が殺到。
>処理水の海洋放出について、海水浴シーズンを避けるべきだとの認識を示した。政府側に「風評(被害)を招かないように説明を尽くしてほしい」と求めた。
いやいや、風評を招いているのはその発言ではないですか。https://t.co/G70awlSlTx
— むくぎ太一(広島市議会議員/安佐南区) (@mukugi_taichi1) July 2, 2023
公明・山口代表「海水浴期は避けるべき」 原発処理水の海洋放出に:朝日新聞デジタル
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もう誰か教育してこいよ。現場に取材しなくても「またか」と絶望の声が聞こえそう。こんな無責任左派と同じような非科学スタンス、公明は連立政権に要らないわ。山口代表見損なった。https://t.co/BlBorAnZwT— 新田哲史 @SAKISIRU編集長 (@TetsuNitta) July 2, 2023
風評被害をまき散らす公明党。さすがに責任問題では?
公明山口代表、処理水放出は海水浴時期回避を https://t.co/Q2WZBr9fBt @Sankei_news
— 月刊『Hanada』編集部 (@HANADA_asuka) July 2, 2023
山口代表の発言は韓国でも報じられる。
日本の連立与党“公明党”の山口那津男代表は2日、福島第1原子力発電所“放射能処理水”の海洋放流時期について「直近に迫った海水浴シーズンは避けたほうがいい」と語ったと、共同通信が2日報道した。
福島の処理水放出について「海水浴シーズンは避けた方がいい」と公明党の山口代表が発言し、韓国で大きく報じられた。記事のコメント欄には「韓国には安全だと言うのに」「日本国内も反対だ」という反応が書き込まれている。
これこそ根拠なき”風評”。マイナスでしかない。https://t.co/VKvSBCK3v7— 小咲なな (@TIOffoa1Iny67ll) July 2, 2023
海水浴シーズンを迎え、韓国の各都市では週に一回海水浴場の水を放射能検査するとしている。公明党・山口代表の発言は、韓国野党の”放射能デマ”に煽られたこの様な韓国国内の動きを正当化しかねない。「風評被害のないように」と言っても、こうして根拠なき”配慮”を主張すれば、逆に風評被害をまねく。 pic.twitter.com/NoNfnweE6K
— 小咲なな (@TIOffoa1Iny67ll) July 2, 2023
山口代表の発言は多くの韓国メディアが報道。記事には「日本国内でも処理水放出に反対している」「飲んでもいいと言うのになぜ?」「韓国には大丈夫だと言って、自分達は避けるように言う」などのコメントが書き込まれた。山口代表の発言が、韓国国内の福島処理水放出に関するデマ扇動をアシストする。 pic.twitter.com/idoeFKfgNt
— 小咲なな (@TIOffoa1Iny67ll) July 2, 2023
山口代表は海洋放出に異を唱える韓国野党をアシストしかねない。
公明党にはデマに反論して、安全性を主張し続けている議員もいるが、今回の代表の発言をどう感じているだろう。
処理水が健康上、環境上問題がないと一番わかっているのは福島の地元の皆さんです。ただ、世の中がわかっていないから、放出されたときに風評被害を不安にされているんです。
説得すべきは福島の皆さんでなく、国民の皆さんです。 https://t.co/Mr6kxXLyoy
— いさ進一 衆議院議員🍙 (@isashinichi) November 28, 2019
福島処理水についての、東電の素案。
今この瞬間も、世界や日本の稼働中原発から、以下の規制上限に基づき放出されています。
・大気放出 空気1ℓ中5ベクレル
・海洋放出 水1ℓ中6万ベクレル今回の処理水排出の基準は、大気では現行規制の数百分の1、海洋では40分の1まで希釈するというものです。 pic.twitter.com/2OfxiJcQGL
— いさ進一 衆議院議員🍙 (@isashinichi) March 26, 2020