沖縄県知事「緊張の高まりを不安視するよりいろいろな国とのつながりを続けたい」→侵略する海警局や中国軍の動向に無関心なの??沖縄戦の悲劇を繰り返すな!!
中国の覇権主義的な動きが止む気配がない。我国をはじめ、国際社会から懸念が表明されているにも関わらずどこ吹く風だ。
そんな中国に、7月上旬に訪問する人物がいる。それが沖縄県知事の玉城知事だ。中国の脅威に沖縄がさらされていることから、中国の指導部との面会が実現すれば、ガツンと言ってくれると思われた。
しかし、だ。訪中を前にして玉城知事は「緊張の高まりを不安視するよりいろいろな国とのつながりを続けたい」と呑気なことを言っているのだ。
中国の覇権主義的な動きについて目をつぶるつもりなのか。この知事に、安全保障という概念はないのかもしれない。
中国の行動を脅威と感じていない??
中国の脅威に対応するために、我国は南西諸島防衛を構築している。万全を期そうとするとなにかと政府の方針に反発しているのが沖縄県の玉城知事だ。
そんな玉城知事だが、7月上旬には訪中予定であることが明らかにされた。中国の指導部との面会が叶えば、中国が見せている覇権主義的な動きに釘を打つのかと期待したが、まったくその気はないようだ。
沖縄県の玉城デニー知事は23日、7月初旬に中国を訪れる予定だと明らかにした。「互いに信頼を寄せ合い、互恵関係を続けたいと伝えたい」と記者団に意義を語った。
(中略)
玉城氏は米中対立や台湾有事への懸念など、地域の安全保障環境が厳しいことを念頭に「緊張の高まりを不安視するよりいろいろな国とのつながりを続けたい」と強調。
中国の民間団体や有識者を沖縄に招いたシンポジウム開催にも言及し「沖縄が架け橋となるプログラムはたくさん企画できる」と意気込んだ。
(出典 沖縄県)
なんとだ、「緊張の高まりを不安視するよりいろいろな国とのつながりを続けたい」と語っているのだ。中国の覇権主義的な動きを脅威と感じていないのか。
まったく中国の脅威にさらされていないのであれば、玉城知事の語ったことは理解できる。しかし、だ。中国の脅威は目の前にあるのだ。
防衛省は8日、中国軍のY9情報収集機1機が沖縄県・先島諸島南方の太平洋上を飛行したと発表した。これまで確認された同型機と形状が異なる初めての機体で何らかの機能を付加された新型の可能性がある。
(出典 防衛省統合幕僚監部)
今まで確認されたことがない機体が先島諸島南方で確認されている。更に6月25日時点で24日連続で中国海警局の船が尖閣諸島周辺の接続水域で確認されているのだ。(参考)。
中国の脅威に直面している沖縄県だが、その行政のトップが「緊張の高まりを不安視するよりいろいろな国とのつながりを続けたい」とはあまりにも現状認識を欠いているのではないか。
玉城知事の訪中によって、中国が更に勢いづくことがないように願いたい。そして、沖縄戦の悲劇を二度と繰り返してはならない!!