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公明・山口代表の発言に、与野党から批判殺到⇒維新・藤田幹事長「あらぬ風評被害が広がる恐れがある。極めて不見識だ」自民・佐藤氏「風評被害だけではない、中国や韓国野党に塩を贈る非科学的発言」




公明党の山口那津男代表が、処理水海洋放出計画について「海水浴シーズンは避けた方がいい」と発言したことについて波紋が広がっている。松野官房長官は「方針に変更はない」と、山口代表の発言を否定した。だが、与野党から山口代表への批判が相次いでいるそうだ。

日本維新の会の藤田文武幹事長は、産経新聞の取材で「科学的に認識の間違った発信を与党の代表が行うことで、あらぬ風評被害が広がる恐れがある。極めて不見識だ」と語った。

公明党の山口那津男代表が、今夏に政府が目指す東京電力福島第1原発の処理水の海洋放出を巡り、「直近に迫った海水浴シーズンは避けた方がよい」と発言したことに、与野党から批判が相次いでいる。山口氏には「風評被害を招かないことが大事」と強調する狙いがあったようだが、処理水が海水浴客に危険な影響を及ぼすといった誤解を生じさせ、かえって風評被害を招きかねないためだ。

「科学的に認識の間違った発信を与党の代表が行うことで、あらぬ風評被害が広がる恐れがある。極めて不見識だ」。処理水を巡る風評被害の払拭に取り組んできた日本維新の会の藤田文武幹事長は3日、産経新聞の取材にこう語った。

山口氏は2日、福島市内で処理水の海洋放出について「海水浴シーズンにわざわざ開始する理由も特にない。その点を考慮し、慎重に対応してもらいたい」と記者団と語った。

海洋放出する処理水は、東電が多核種除去設備(ALPS)で放射性物質を規制基準以下に浄化する。トリチウムは取り除けないが、放出前に国の排出基準の40分の1以下に希釈する。トリチウムは国内外の原子力施設で海洋放出されており、生態系への悪影響は確認されていない。

このため、山口氏の発言には「このような発言が風評被害を生み出す」(維新の柳ケ瀬裕文総務会長の2日のツイッター)などと批判が相次いでいた。

批判は公明と連立を組む自民党からも出ており、佐藤正久元外務副大臣は3日、ツイッターで「風評被害を招くだけでなく、(海洋放出を批判する)中国や韓国野党にも塩を送る発言。全く科学的でない」と指摘した。原子力政策に詳しい自民の中堅議員は3日、「与党幹部が言うべき発言ではない。むしろ自信を持って『放出すべきだ』と言って当たり前だ。自ら風評を招きかねず、残念だ」と語った。

引用元 「風評被害招く」公明・山口代表発言に与野党の批判相次ぐ

他にも批判が殺到している。

ネット上では保守層からだと思われるが、山口代表の発言を巡って連立解消を望む声がますます高まっている。当然だろう。与党代表としては、放出計画と政府の足を引っ張るあまりにも非科学的発言だ。







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