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【悪質】「カナダ国籍となり、日本国籍失う」が、毎日新聞が報じると「日本人なのに不法滞在と宣告されました」




毎日新聞が5日に配信した記事が話題になっている。

 「あなたは不法滞在の外国人です」。大学教授の50代女性=京都市=はある日、いきなり国からそう宣告された。両親は日本人で、自分も日本で生まれたのにだ。日本のパスポートも発給されず、今も海外に出られない状態が続いている。「時代遅れ」とも言われる国籍法の規定がすべての原因だった。

カナダ国籍となり、日本国籍失う
教授が国を相手取って起こした訴訟の記録などによると、教授は日本人の両親の下、東京都で出生。1999年の米国留学後、カナダ国籍の男性と知り合って結婚した。カナダ国籍を取得したのは2007年。カナダ政府から研究費の助成を受けることなどに必要だったためだ。留学以降ずっと日本を離れ、北米での生活は20年近くに及んだ。

祖国に舞い戻ったのは18年10月、親の介護のためだった。国籍法11条1項は「日本国民は、自己の志望によって外国の国籍を取得したときは、日本の国籍を失う」と規定する。重国籍は認められず、教授の場合はカナダ国籍になったのと同時に日本国籍を失っていた。

その認識がないまま日本の大学で働き始めた教授に19年4月、ある問題が浮上した。…

引用元 「日本人なのに不法滞在と宣告されました」 国籍法問う教授の闘い

記事を見ると、「カナダ国籍となり、日本国籍失う」「その認識がないまま日本の大学で働き始めた…」としっかり書かれている。明らかにこの教授のミスだ。しかし、タイトルは「日本人なのに不法滞在と宣告されました」だ。毎日新聞の悪質さを象徴している。しかも、毎日新聞はご丁寧に教授が日本国籍を失った経緯と解説まで記している。どうしてこんなタイトルになったのだろう?悪意があるとしか思えない。

ネットの反応

「日本人なのに」ではなく、他の国籍を選択し日本国籍を放棄しておいて、都合が悪くなったらこんなイチャモンつけられてもなぁ…
そりゃカナダ国籍になったならカナダ人やんか
毎日新聞が何が言いたいのか何を報道したいのか全く解らない。

「この教授、勝手なことばかり言ってるなぁ」という印象。

中にはこんな指摘が

2022年12月23日に、朝日新聞が報じた「重国籍を認めない国籍法は「違憲」 カナダ国籍の大学教授が提訴」を見ると、「教授は東京生まれ。2007年に結婚相手と同じカナダ国籍を得て、現在は京都で暮らす」とあり、おそらく同一人物だろう。朝日新聞の報道によるとこんな主張をしていた。

 教授側は「何人も、外国に移住し、または国籍を離脱する自由を侵されない」と定めている憲法22条を挙げ、「裏を返せば、国籍を離脱しない権利を保障している。国籍法の規定は、その趣旨に反する」と主張。日本人と外国人の間に生まれた子らは事実上、重国籍が認められているとし、法の下の平等を保障する憲法14条にも反するとした。

また、世界の7割超の国が重国籍を認めているという国連の調査(13年時点)があるとし、「重国籍の弊害が重大視されなくなってきている」と訴えている。

中略

教授はこの日の記者会見で「カナダには、重国籍の友人が大勢いる。重国籍を認めないことが、グローバル化を目指す日本の社会像に合っているのか、考えてほしい」と話した。

引用元 重国籍を認めない国籍法は「違憲」 カナダ国籍の大学教授が提訴

NHKも朝日と同日に報じていた。⇒「京都市の女性 二重国籍認めない日本の国籍法は違憲と提訴

NHKと朝日新聞のタイトルと毎日新聞のタイトルを見比べると、毎日新聞の悪質さが目立つ。

また、NHKの記事にも「希望して外国籍を取得したと言われるかもしれないが、海外から持ち帰れる知見もある。日本は複数国籍の人を認めないことで何を得るのかと疑問に思う」とあった。

何をおっしゃっても今の日本は二重国籍を認めていない。

因みに、朝日新聞は2021年1月21日に「二重国籍を認めない国籍法は「合憲」 東京地裁が初判断」と報じている。記事にはこう記されている。

判決は「個人が複数の国家に主権を持つと国家間の摩擦を生じる恐れがある」と指摘。外交上の保護や納税をめぐる混乱を避けるために重国籍を認めないという国籍法の目的は「合理的だ」と判断した。憲法22条2項の「国籍を離脱する自由」との整合性については、「同項は、日本国籍の離脱を望む者に対し、国家が妨げることを禁止するものにすぎない」と指摘。国籍を維持する権利までは保障していないとして原告の主張を退けた。

引用元 二重国籍を認めない国籍法は「合憲」 東京地裁が初判断

裁判所が「二重国籍を認めない国籍法は「合憲」」と判断している以上、ルールに則って行動するのは当然だ。面倒かもしれないが、ビザ取得をお勧めする。







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