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維新・藤田幹事長が候補者調整巡り「政策合意しないのは都合よすぎ。信頼失う」と立憲を批判。共産党については「至極真っ当だ」




日本維新の会の藤田文武幹事長は次期衆議院選挙に向け、候補者調整を進める立憲民主党について「政策も別に合意しないというのは都合良すぎでしょ。そんなことやってたら信頼失う」と批判する一方で、「候補者調整は選挙協力のひとつ」としたうえで、選挙協力をするにあたり共通政策の合意は必要と訴える共産党については「至極真っ当だ」と語った。

また、藤田幹事長は、立憲民主党の泉健太代表が維新が選挙協力を否定していることに対して「自民党の議席を減らさねばならないという思いがない」と批判したことについては「何でそんなこと言ってるんですかね。意図の分からない発言」と反論した。

 日本維新の会の藤田文武幹事長は12日、会見で次期衆院選の野党共闘を巡って立憲民主党の泉健太代表が選挙協力を一貫して否定する維新に対して「自民党の議席を減らさねばならないという思いがない」と批判したことについて「何でそんなこと言ってるんですかね。意図の分からない発言」とやり返した。「立憲をつぶしにきて自民党を利する動きばっかりすんなよと言いたいんでしょ」と皮肉を交え、「立憲さん(の候補者が)いないところにもいっぱい立てますから。自民党とガチンコ勝負するところ、特に関西圏なんかほとんどそう」と指摘した。

また「候補者調整はするが選挙協力はしない」とする泉氏に対して共産党の小池晃書記局長が「候補者調整は選挙協力のひとつ」と反論するなど両党の関係が悪化していることについて「共産党さんが言ってることの方が正しいと思う。しごくまっとうというか、ごもっともなこと」などと共産党を擁護した。そして「立憲民主党さんが言っておられるような選挙区は調整して自分たちが勝てるようにしながらに、でも言うことは聞きたくないし、共産党のイメージ付けたくないから政権一緒にやるんじゃないんだよと、政策も別に合意しないというのは都合良すぎでしょ。そんなことやってたら信頼失う」と批判を重ねた。

引用元 維新・藤田文武幹事長「意図の分からない発言」立民・泉健太代表へ批判重ねる 共産党の擁護も

これはごもっともな指摘だ。次期衆院選に向け、「ドンとこい」と構え準備を進める維新と、アタフタしている立憲では、どちらが野党第一党だろうか?とも思ってしまう。

また、泉代表が選挙協力と候補者調整について「別のものである」との見解を示したことについて、国民民主党の玉木雄一郎代表は「候補者調整は選挙協力の一形態で同じだ」と語り、同党の榛葉賀津也幹事長も「同じです。泉さんの中の定義論かも知れませんが、有権者からみたら同じじゃないですか。少なくとも私にとって、それは同義語だと思う」と語っていた。国民民主も立憲の候補者調整がご都合主義と思っているようだ。

ただ、泉代表が「選挙協力と候補者調整は、別のもの」と言わざるを得ないのも仕方ないかもしれない。連合の顔色をうかがう以上、共産党のイメージは出来るだけ消したいはずだ。だが、それも有権者からすれば都合のいい話だ。







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