河野氏の「総理の了解も得て決めたこと」発言に批判殺到⇒ネット「岸田首相に責任転嫁か」
河野太郎デジタル相の1日の記者会見の発言がネット上で話題となっている。
河野氏は現行の健康保険証を2024年の秋に廃止する方針について「厚生労働省、総務省ともご相談の上、総理の了解も得て決めたこと」と述べたと毎日新聞が報じた。
2024年秋に現行の健康保険証を廃止しマイナンバーカードと一体化する政府方針について、河野太郎デジタル相は1日の閣議後記者会見で「厚生労働省、総務省ともご相談の上、総理の了解も得て決めたこと」と述べた。方針に変更はないかと記者に問われ、「はい」と答えた。
マイナンバー制度を巡ってはトラブルが相次いでおり、健康保険証の廃止時期については自民党内からも延期を求める声が出ている。
岸田文雄首相は7月31日、松江市内で記者団に、マイナカードに機能を入れたマイナ保険証への移行について「移行のあり方については引き続き関係者や現場の声を聞きながら考える。私も会見などで説明することを考えている」と話した。
「厚生労働省、総務省ともご相談の上、総理の了解も得て決めたこと」というが、これは当たり前のこと。総理の了解なしでこのような重要なことが勝手に決められるわけがない。だが、発言を見ると総理から指示が出たのではないことは解る。「厚生労働省、総務省と相談の上」とあるが、相談の際に誰が提案したかが重要になってくる。厚生労働省と総務省が提案するとは考え難いので、おそらく河野氏だと推測できるが。
この発言を巡りネット上では「岸田首相に責任転嫁か」などの批判が殺到し、「総理の了解」がツイッター上でトレンド入りした。
暴走のあげくの大混乱を総理の責任にしてるのか、それとも本当に総理の責任なのか?
手柄はさんざん自分のものにしてきたくせに、トラブルの責任だけは岸田に押し付ける気か?
呆れ果てた男だね。岸田は今すぐこの不誠実な男を切ったほうがいい。
総理に責任転嫁するも、了解求めたって事は言い出しっぺはあんたでしょ!
皆さんいろいろご意見があると思うが、 年間約600万件というトラブル(保険情報の誤りや不正使用。不正使用については全容が把握しきれていないため、さらに増えると推測される)があり、一体化でこれが激減するということだけは頭に入れておかなければいけない。(参考資料)。早いに越したことはないだろうが、「決定したから従え」というような乱暴なやり方には賛同しかねる。原発処理水海洋放出と同じように、国民と真摯に向き合い、システムについてやメリットがデメリットを上回ることを丁寧に説明し理解を求めるよう働きかけるべきだ。この対応が欠けていたから理解が深まらず、批判の声が多くあがるのだ。そして、これはマスコミにも言えることだが、反感を煽るような印象操作の報道は控えるべきだ。