【国民にスパイ密告を呼び掛ける中国、他国にはスパイをバンバン送り込んでいる】アメリカ海軍兵士2人 中国に軍事情報漏えいで逮捕
中国政府がＳＮＳを通じて国民にスパイ行為に関する「密告」を呼び掛けかことが話題になった矢先に中国のスパイ活動が発覚した。
ＮＨＫは４日、「アメリカの司法当局は、アメリカ海軍の兵士2人が中国に軍事情報を漏えいしたとして逮捕・起訴されたと発表しました」と報じた。
アメリカの司法当局は、アメリカ海軍の兵士2人が中国に軍事情報を漏えいしたとして逮捕・起訴されたと発表しました
司法当局の高官は「スパイ活動と闘う」などとして中国を厳しく非難しましたhttps://t.co/ZW15vSD1zv#nhk_video pic.twitter.com/Q8MoCM8OdM
— NHKニュース (@nhk_news) August 4, 2023
アメリカの司法当局は、アメリカ海軍の兵士2人が中国に軍事情報を漏えいしたとして逮捕・起訴されたと発表しました。司法当局の高官は「スパイ活動と闘う」などとして中国を厳しく非難しました。
アメリカ司法省は3日、アメリカ海軍の兵士2人が国家機密に関わる軍事情報を中国に漏らしていたとして、この日までに、逮捕・起訴されたと発表しました。
このうち、西部カリフォルニア州の海軍基地に勤務する兵士は、おととし8月からことし5月までの間に、研究員を装った中国の情報機関の職員に▽インド太平洋地域でのアメリカ軍の訓練の計画を漏らしたり、▽沖縄県にあるアメリカ軍基地のレーダーシステムに関する情報を記録したりして、1万4800ドルあまり、日本円にして200万円以上を受け取ったということです。
一方、カリフォルニア州の別の海軍基地を拠点にしている強襲揚陸艦の乗組員は、去年3月からこれまでの間に、中国の情報機関の職員の求めに応じて、この船の兵器などをビデオなどで撮影して渡し、その見返りとして数千ドルを受け取ったほか、動力やかじに関する説明書を渡し、5000ドルを受け取ったということです。
FBI＝連邦捜査局の高官は「スパイ活動と闘う」とするとともに「アメリカの民主主義の弱体化を狙った攻撃だ」として中国を厳しく非難しました。
中国はこんなことばかりしているから「中国にも大量にスパイがいるはずだ」と疑心暗鬼に陥るのだ。まずは自分らがスパイをまき散らすのをやめたらどうだろうか。
また、毎日新聞の報道では被告の名前を報じていて、『アメリカ海軍兵士』というが、どう見ても中国系の名前だ。
司法省によると、西部カリフォルニア州サンディエゴの海軍基地を拠点に、強襲揚陸艦「エセックス」の機械工として勤務するジンチャオ・ウェイ被告は2022年2月、中国の情報機関要員からエセックスなど米艦船の写真や映像、文書を提供するよう持ちかけられた。
ウェイ被告は22年3月～23年8月の間、エセックスの武器統制システム、動力、操縦、艦載機、装備品を移動させるためのエレベーターの取扱説明書などを中国側に提供。エセックスの修理や同型艦の技術的な問題に関する機密情報も漏えいし、見返りとして計数千ドルを受け取っていたとされる。ウェイ被告は2日にスパイ容疑で逮捕された。
一方、カリフォルニア州のベンチュラ郡海軍基地で建設関連の電気技師として勤務するウェンヘン・ジャオ被告は21年8月～23年5月の間、中国の海洋経済学者を装った情報機関要員に対して、海軍の訓練に参加する部隊の移動や上陸地、輸送などに関する機密情報を提供。沖縄の米軍基地にあるレーダーの設計図や電気回路図の写真も送っていた。見返りに1万4866ドル（約212万円）を受け取っていたとされる。ジャオ被告も既に拘束されている。
海外系の人物を重要な部署に配置する際は、身元調査をしっかりするか起用しない方がよさそうだ。日本も中国人男性にスマート農業の情報を不正に持ち出されたばかりだ。特に中国系に対しては、これだけスパイ行為が発覚すると、差別はしたくないが疑いが強くなるのは仕方がない。
まぁ、米国もそれなりにスパイを送り込んでいるはずで、中国の情報をかなり握っているようなので、この件については「お互い様」なのかもしれない。
何度も言うが日本はスパイ防止法の制定を急げ！！！