中国の原発が福島第一原発の処理水の最大10倍相当を排出していたことが判明!外務省は中国に対して物言う外交をすべし!!
今夏行われる福島第一原発の処理水の海洋放出。韓国は伊大統領の手腕もあり海洋放出に理解を示しているが、未だに非科学的な文句を言ってくる国がある。
それが中国だ。我国に対して声高に批判の声を上げている中国だが、そんな中国の国内の原発の状況をみると驚きの事実が報道されている。
なんと福島第一原発の処理水の最大10倍相当を排出した原発があるというのだ。
自国は良く、他国はだめ。そんな非科学的な態度が許されるべきではない。外務省は弱腰外交をやめて、中国に対して言うべきことは言うべきだ。
中国の原発が福島第一原発の処理水の最大10倍を排出!
福島第一原発事故が大きな転換点を迎えようとしている。福島第一原発の敷地内に貯蔵されている処理水が今夏にも海洋放出されるのだ。
その海洋放出をめぐり、政府は客観性を担保するために、IAEAに評価を依頼し、IAEAからは「国際的な安全基準に合致」との報告書を受け取った。
しかし、だ。いくら我国が科学的に安全性を確保しようとしても非科学的な国には通じない。その代表格な国が中国だ。中国は処理水の海洋放出に猛烈に反対しているが、驚くべき事実が明らかになった。
【北京共同】中国の原発から2021年に放出された排水に含まれる放射性物質トリチウムの量が計17カ所の観測地点のうち、7割を上回る13カ所で東京電力福島第1原発処理水の年間放出予定量の上限を超えていたことが8日、中国の公式資料で分かった。福島第1の処理水の最大10倍相当を排出した原発もあった。
なんとだ。福島第一原発の処理水の海洋放出に反対しているにも関わらず、福島第一原発の処理水の最大で10倍にもなるものを排出していたというのだ。
こうした報道をみれば、先日、自民党の茂木幹事長が「中国で放出されている処理水の濃度がさらに高いのも事実だ」(参考)と語ったのも頷ける。
しかし、だ。我国の外務省の対応を見ると弱腰と言わざるを得ない現状がある。
外務省によりますと、この中で中国の王毅政治局委員が福島第一原発にたまる処理水を基準を下回る濃度に薄めて海に放出する計画について「汚染水」という表現を使って反対の立場を示したということです。
これに対し、林大臣は科学的根拠に基づかない主張だとしてIAEA=国際原子力機関の報告書の内容を踏まえ国際基準と国際慣行にのっとって実施していくと反論しました。
(出典 外務省)引用元 中国「汚染水」発言に林外相が反論
言われたことに対して反論するのも仕事の1つだと思うが、中国国内の原発の排出状況についても、茂木幹事長が言ったような事実を突きつけるべきだ。
言われたことに反論するくらいなら小学生でもできる。
外務省は中国との間で軋轢を生みたくないのだろうが、言うべきことを言わなければ外交にならない。
外務省がこのような調子では、安倍元総理が築いた功績が無に帰す日も近いかもしれない。