中国の王毅氏、米国について「世界最大の不安定要因」「南シナ海問題の黒幕」⇒ネット「おまゆう」「中国が太平洋地域を制圧するのに、アメリカは不安定要素」
中国の王毅外相は、シンガポールでリー・シェンロン首相と会談し、米国について「時代に逆行する行為は自身の信用を損なうだけでありアメリカが現在の世界で最大の不安定要因になったことを証明している」と語ったという。
中国の王毅外相は11日、訪問先のシンガポールでリー・シェンロン首相と会談し「アメリカが世界最大の不安定要因だ」と述べ、中国包囲網ともいえる動きを進めるアメリカをけん制した形です。
中国の王毅外相は、10日から4日間の日程で東南アジアを訪問していて、11日は、シンガポールでリー・シェンロン首相と会談しました。
中国外務省によりますと、この中で王外相はアメリカについて「『台湾独立』勢力を容認し、中国の越えてはならない一線まで来ているうえ、中国に対する一方的な保護主義を他国に強制している」と述べ、強く非難しました。
その上で「時代に逆行する行為は自身の信用を損なうだけでありアメリカが現在の世界で最大の不安定要因になったことを証明している」と述べたということです。
また、王毅氏はフィリピンとの対立している南シナ海問題については「米国が黒幕だ」と批判したそうだ。
南シナ海のアユンギン礁(英語名セカンド・トーマス礁)で5日、フィリピン軍の拠点に向かっていた補給船を中国海警局の艦船が放水砲を使い妨害。日米はフィリピン支持を表明し、中比間で非難の応酬となった。
王氏は、中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)は長年の努力で南シナ海情勢を安定させたが「米国など一部勢力は南シナ海が落ち着くのを恐れ、最近もアユンギン礁の係争をあおり立て、中比間にもめ事を引き起こした」と主張。米国は地政学上の利益のために南シナ海の平和を破壊しているとし「地域国家が黒幕への警戒を維持する」よう望むと訴えた。
これについて、ネット上では「お前が言うな、中国は世界最大の不安定要因だよ」「安定のおまゆう」などといったツッコミが投稿されたという。
王外相が、台湾問題をめぐって「米国が世界最大の不安定要因」と述べたことに、SNSではツッコむ声が殺到した。
《いえ、中国こそが世界で一番の不安定要因です》
《お前が言うな、中国は世界最大の不安定要因だよ》
《安定のおまゆう》
ネットの反応
【「おまゆう」、全くもってその通り、周辺国を恫喝し日本の排他的経済水域に弾道ミサイルを撃ち込んでいるのは中国→中国・王毅外相「世界最大の不安定要因」「南シナ海問題の黒幕」相次ぐ米国批判に「おまゆう」総ツッコミ 】 https://t.co/ckvz8mS7Qc
— 佐藤正久 (@SatoMasahisa) August 14, 2023
なお中国はこう言う孤立化が進むと、敵対勢力の分断化を狙って「擦り寄り」を始めるでしょう。
米国が黒幕だは、中国が黒幕だ。
米国が最大の不安定要因は、中国が最大の不安定要因と読み替えれば良い。
こんなに分かりやすい奴もいないかも。
南シナ海問題についても、反中国の最大の黒幕ですので正しい評価ですね。