2020年の川勝知事「(コロナ禍は)リニア再考をせまる新しい現実です」→お盆休みの新幹線の予約はコロナ前と同水準でした!!新しい現実って何ですか???
リニア中央新幹線の阻止している知事として名前が知れ渡った川勝知事。しかし、リニア中央新幹線の阻止のために動いている首長は川勝知事一人だ。
そんな孤軍奮闘する川勝知事だが、コロナ禍の2020年、コロナすらリニア中央新幹線阻止の道具にしようとしていた。
なんと新型コロナが大都市圏で感染拡大している時に「これはリニア再考をせまる新しい現実です」と語っていたのだ。
しかし、今では日常を取り戻しつつあり、お盆休みの新幹線の予約はコロナ前の水準に戻っているのだ。
先を見通すことができない川勝知事。静岡県にとってプラスの要素が見つからない。
コロナ禍すらリニア阻止に利用しようとしていた??
新型コロナという未曾有の事態に直面した我国。しかし、今では日常を取り戻しつつある。未曾有の事態に直面した時に、呆れる発言をしていたのが川勝知事だ。なんとリニアを阻止するために新型コロナも持ち出していたのだ。
中央公論社に次のような寄稿をしているのだ。
新型コロナウイルスの感染者数は東京が全体のほぼ三分の一です。首都圏・中京圏・京阪神圏の三大都市圏で、全体の四分の三を占めています。つまり大都市は感染圏です。これはリニア再考をせまる新しい現実です。
第一に、京浜・中京・阪神の巨大都市圏がリニアで直結すれば、それは「感染ベルト」に変じ、「スーパー・メガ・リージョン」は「スーパー感染リージョン」に帰結する危険性があります。
(出典 全国知事会)
何と、だ。リニアが「感染ベルト」になるとし、リニア再考を訴えていたのだ。今現在、川勝知事がこの考えを未だに持っているかは確認できないが、あまりにも短絡的と言わざるを得ない。
当の本人は真面目に語ったのだろうが、この川勝知事の発言を真剣に受け止めた人がいたとは思えない。
そしてコロナ禍を経た今、大都市間の移動が減ったという事実はなく、お盆休みの新幹線の予約数はコロナ前と同じ水準にまで回復と報道されている。
11日からお盆休みが始まり、各交通機関の下りは混雑がピークとなっています。新幹線の予約は去年の1.5倍に増えています。
(中略)
JR東海によりますと、東海道新幹線の予約は先月26日時点で去年のおよそ1.5倍に増えていて、コロナ前とほぼ同じ水準まで回復しています。
(出典 JR東海)
川勝知事は新型コロナがリニア再考に繋がると思ったのだろうが、人々の移動はコロナ前と同水準なのだ。
新型コロナをリニア再考に結びつけて訴えた川勝知事がいかに短絡的であったかがよくわかる。
これほどまでに短絡的な知事を抱え、静岡県は大丈夫なのか。先を見通すこともできない知事のもとで静岡県が発展できるのか疑問しかない。